会 場: | 刈谷市産業振興センター 小ホール(7F) [愛知県刈谷市相生町1‐1‐6 TEL:0566-28-0555] |
アクセスマップ: | http://www.city.kariya.lg.jp/shisetsu/sangyokeizai/sangyokoshinsenta/ |
交 通: | JR東海道線「刈谷駅」北口,名鉄三河線「刈谷駅」北口から徒歩3分 |
主 催: | 日本塑性加工学会(実行:東海支部) |
協 賛: | 日本鉄鋼協会,素形材センター,自動車技術会,日本金属プレス工業協会,日本鍛造協会,日本鍛圧機械工業会,型技術協会,日本機械学会,日本金属学会,軽金属学会,日本トライボロジー学会,精密工学会,日本材料学会,日本ねじ工業協会 |
趣 旨: | 塑性接合技術は,材料に塑性変形を与えるだけで接合が可能なため,接合エネルギーが少なく,また異種材料も容易に接合できることから,近年様々な分野で適用が広がっています.異種材料の接合は,材料を適した場所で利用することを可能とし,軽量化をはじめとするさまざまな機能性を高めて,我々の生活を豊かにしてくれます.本シンポジウムでは,多様な塑性接合法の最新動向を紹介します. |
プログラム: | 開会の辞 | (10:00~10:05) | 日本塑性加工学会 東海支部長 |
湯川 伸樹君 | |
午前の部 | (10:05~12:20) | 司会 | 岐阜工業高等専門学校 | 加藤 浩三君 | |
午後の部 | (13:20~16:30) | 司会 | 豊田中央研究所 | 岩田 徳利君 |
時 間 | 内 容 | 講 師 |
10:05~10:50 | 塑性接合技術の概要と特徴 :塑性接合技術は、金属材料の塑性流動によるアンカー効果、部材間の締付け残留応力による摩擦抵抗、および部材間の拡散効果を利用して接合する技術である.ここでは、薄板材とバルク材に分けてその技術の特徴と機械や構造物への応用例を紹介する. | 元東京工業大学 村上 碩哉君 |
10:50~11:35 | メカニカルクリンチングおよびプレスヘミングによる高比強度板材の接合:ハイテン同士,ハイテン-アルミニウム合金板,ステンレス鋼板同士のメカニカルクリンチング性を向上させるための予成形された下板を用いたメカニカルクリンチング法を示す.また,ハイテン材同士のプレスヘミングによる接合性について示す. | 豊橋技術科学大 安部 洋平君 |
11:35~12:20 | SPR,板鍛造接合法によるマルチマテリアル接合の可能性:塑性接合法を代表するセルフピアシングリベット工法(以下SPR)の可能性を解説し,SPR適用時の注意点などを紹介する.また板鍛造接合法は聞き慣れない工法であるが,現在の研究状況について解説を試みる. | 石川工業高等専門学校 加藤 亨君 |
12:20~13:20 | 昼 食・休 憩 | |
13:20~14:05 | 結晶粒微細化処理に伴う低温拡散接合技術の開発と金属MEMS(Micro-Electronic-Mechanical Systems)組立への適用:オーステナイト系ステンレス鋼において,微細結晶粒超塑性挙動発現のための加工熱処理工程を応用して,低温拡散接合技術を開発した.この技術によりステンレス鋼箔を積層して金属MEMS部材の組み立てに適用した. | (独)産業技術総合研究所 加藤 正仁君 |
14:05~14:50 | 高強度塑性結合法の開発と自動車部品への適用:軽量・低コストを両立させる技術としてかしめをはじめとした塑性結合に注目が集まっている.電動車においても高トルクを伝える部品が存在し今後も結合技術は重要である.トヨタ自動車で取り組んだ自動車部品への適用事例を紹介する. | トヨタ自動車(株) 鵜飼 須彦君 |
14:50~15:00 | 休 憩 | |
15:00~15:45 | ヘミング加工及び摩擦攪拌接合(FSW)ロボットシステムの紹介:自動車生産工場で使用されているヘミングシステム及び,軽量化に必要な接合技術において期待されている摩擦攪拌接合(FSW)及び摩擦重ね接合(FLJ)の最新ロボットシステム及び,今後求められている開発テーマについて紹介する. | トライエンジニアリング(株) 岡 丈晴君 |
15:45~16:30 | CFRTP(Carbon Fiber Reinforced Thermo Plastics)の熱膨張を利用したアルミニウム合金との異種接合技術:近年,高比強度材であるCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics)と金属の異種接合技術が注目されている.本講演では,熱可塑性CFRPの熱膨張を利用した,アルミニウム合金との新しい接合技術の事例を中心に,解説及び今後の展開について紹介する. | 太陽工業(株) 小平 裕也君 |
16:30~16:50 | 総 合 討 論 司会 山田 毅君 |
定 員: | 80名(定員になり次第締切ります.) |
申込方法: | <お申込みの流れ> 1.本ページ右上の「参加申し込み」よりお申し込みください. 2.お申し込み後,確認メール(自動配信)をお送りしますので内容をご確認ください. 3.開催日の3週間前位より参加券・請求書類をお送りします. 4.お支払いについては,下記<各種締切>をご参照ください. <各種締切> ・web申込み:平成30年9月19日(締め切り後は当日受付にてお申し込みください.) ・キャンセル:平成30年9月19日 ・お支払い : 「当日払い」以外の方は,開催日前日までを目安にお支払いをお願いします. *お支払いが間に合わない場合は,参加券・請求書に同封する「支払通知」にてお知らせいただけますと幸いです. ※定員超過の場合は,締め切り日前に受付終了となることがございますので,ご了承ください. ※参加券・請求書類が5営業日前までに届かない場合は事務局へご連絡ください. ※確認メールが届かない場合は,事務局へお問い合わせください.なお,併せて下記をご参照いただき,設定等のご確認もお願いいたします. 『日本塑性加工学会からのメール受信(ドメイン設定)について』 ※キャンセルは電話では受け付けておりません.問い合わせフォーム(お問い合わせ種別:本部企画行事関係)より,キャンセルの旨と行事名,申込番号,参加者名をお知らせください. |
注 意: | 昼食は各自でお願いします.講演中の撮影・録音は禁止します. |
参加費: |
事前申込(9月19日必着) | 9月20日~当日 | |
正会員・賛助会員・ 協賛学会員個人会員 |
10,000円 | 12,000円 |
学生会員 | 5,000円 | 6,000円 |
一般(会員外学生は半額) | 15,000円 | 18,000円 |
・参加費にはいずれもテキスト代を含みます.9月19日(必着)までにお申込みください. |
・テキストのみはご希望の方は,行事終了後残部があれば対応いたします. |