※定員に達したため申し込みは締め切りました | |
会 場: | 名古屋工業大学 4号館ホール [愛知県名古屋市昭和区御器所町 電話::052-732-2111] アクセスマップ:https://www.nitech.ac.jp/access/print.html |
交 通: | JR中央本線 鶴舞駅名大病院口から東へ約400m,地下鉄桜通線 吹上駅5番出口から西へ約900m |
主 催: | 日本塑性加工学会 |
協 賛: | 日本鉄鋼協会,日本金属学会,日本電気学会,日本機械学会,軽金属学会,日本材料学会,精密工学会,自動車技術会,日本金属プレス工業協会,素形材センター,日本金型工業会 |
趣 旨: | 近年ではハイブリッドカーやEVの普及により電気モータやセンサー部品の需要が高まっています.これらの核となる積層コアの成形においてはせん断加工の果たす役割は極めて重要です.例えば,せん断加工の条件によってモータコアのエネルギー効率(鉄損)やトルクは左右されてしまいます.加えて,被加工材は一般に0.5 mm以下の極薄手材であることから高い加工技術が必要です.本シンポジウムでは被加工材の材質と極薄手材のせん断加工の解説を始め,積層コアの成形技術,温度制御や潤滑の鉄損に対する効果,せん断切り口を考慮した鉄損解析技術について各講師より講演をいただきます.せん断加工という視点から,電気モータ・センサ部品の更なる機能向上に繋がる議論ができるものと考えます. |
プログラム: | 開会の辞 | (10:30~10:40) | 日本塑性加工学会 企画委員長 |
占部 俊明 君 |
司会 | 鳥取大学 | 松野 崇 君 |
時 間 | 内 容 | 講 師 |
10:40~11:20 | 電気自動車の駆動モータと電磁鋼板:電気自動車駆動モータへの要求性能,さらには,鉄心素材として用いられる電磁鋼板への要求特性に応えるべく,高性能な無方向性電磁鋼板が開発されている.その素材特性および性能最大発揮技術について述べる. | 新日鐵住金(株) 市江 毅 君 |
11:20~12:00 | 電磁鋼板のせん断加工による磁気特性劣化に及ぼす材料因子の影響:本報告では,板厚,材料硬度,結晶粒径といった材料因子がせん断加工による磁気特性の変化に及ぼす影響を系統的に述べる.合わせて,せん断加工による磁気特性劣化の現象について,加工ひずみとの定量的な関係を示す. | JFEスチール(株) 千田 邦浩 君 |
12:00~13:00 | 昼 食 ・ 休 憩 | |
13:00~13:40 | 打ち抜き加工ひずみを考慮したモータ鉄損の解析:モータ鉄芯の量産工程では,打抜き加工などにより,残留ひずみと応力が素材に生じ,鉄損が増加する.本発表では,これらの関係のモデル化および,テストピースを用いたモデルの妥当性検証,モータ実機において有用性の検証,について紹介する. | (株)デンソー 土井 智史 君 |
13:40~14:20 | 低温打ち抜きした電磁鋼板相当材の組織と特性:電磁鋼板等のFe-3wt%Si合金について,低温での打ち抜きを行い,破断面近傍での組織やひずみおよびカー効果顕微鏡を用いた磁区観察結果と,磁気特性について報告する. | (独)産業技術総合研究所 松崎 邦男 君 |
14:20~15:00 | 電磁鋼せん断加工におけるプレス加工油の効果: 各種プレス加工油を用いて電磁鋼の連続打ち抜き加工を行い,板の切り口面性状,かえり高さ,板寸法,金型摩耗に対する油剤の摩擦係数の効果について報告する. | 出光興産(株) 長瀬 直樹 君 前川 陽太 君 |
15:00~15:10 | 休 憩 | |
15:10~15:50 | 電磁鋼板のせん断加工における製品寸法変化とその予測:モータコアの打抜き加工では,工具真円に対して数~数十マイクロメートルのオーダで製品が楕円化する傾向がある.楕円化現象の発生機構のメカニズムの推定と,FEM解析によって得られる応力-ひずみ状態から寸法変化を予測する手法について紹介する. | (株)三井ハイテック 松永 尚 君 |
15:50~16:30 | 異形状,異材質積層加工技術によるものづくり:サーボプレスと独自の金型技術を組合せ,材質や形状の異なるせん断加工部材を金型内で自動積層することで各種センサー用ステータやコアの量産加工を行った事例を紹介する. | (株)放電精密加工研究所 村田 力 君 |
16:30~16:50 | 総合討論 司会 鳥取大学 松野 崇 君 |
定 員: | 100名(定員になり次第締切ります.) |
参加費: |
事前申込(1月10日必着) | 1月11日~当日 | |
正会員・賛助会員・ 協賛学協会個人会員 |
10,000円 | 12,000円 |
学生会員 | 5,000円 | 6,000円 |
一 般 (学生は半額) |
15,000円 | 18,000円 |
・参加費にはいずれもテキスト代含みます.1月10 日 (必着)までにお申込みください. | |
・テキストのみをご希望の方は行事終了後残部があれば対応いたします. | |
申込方法: | <お申込みの流れ> 1.本ページ右上の「参加申し込み」よりお申し込みください. 2.お申し込み後,確認メール(自動配信)をお送りしますので内容をご確認ください. 3.開催日の3週間前位より参加券・請求書類をお送りします. 4.お支払いについては,下記<各種締切>をご参照ください. <各種締切> ・web申込み:2019年1月10日(締め切り後は当日受付にてお申し込みください.) ・キャンセル:2019年1月10日 ・お支払い : 「当日払い」以外の方は,開催日前日までを目安にお支払いをお願いします. *お支払いが間に合わない場合は,参加券・請求書に同封する「支払通知」にてお知らせいただけますと幸いです. ※定員超過の場合は,締め切り日前に受付終了となることがございますので,ご了承ください. ※参加券・請求書類が5営業日前までに届かない場合は事務局へご連絡ください. ※確認メールが届かない場合は,事務局へお問い合わせください.なお,併せて下記をご参照いただき,設定等のご確認もお願いいたします. 『日本塑性加工学会からのメール受信(ドメイン設定)について』 ※キャンセルは電話では受け付けておりません.問い合わせフォーム(お問い合わせ種別:本部企画行事関係)より,キャンセルの旨と行事名,申込番号,参加者名をお知らせください. |
注 意: | 講演中の撮影・録音は禁止します.昼食は各自でお願いします. |