会 場: | 東京電機大学 東京千住キャンパス 1号館2階 1204セミナー室[東京都足立区千住旭町5番 TEL03-5284-5120]アクセスマップ:http://web.dendai.ac.jp/access/tokyosenju.html |
主 催: | 日本塑性加工学会(実行:圧延工学分科会) |
協 賛: | 日本鉄鋼協会,日本金属学会,精密工学会,日本機械学会,日本アルミニウム協会,軽金属学会,日本材料学会,日本伸銅協会,日本マグネシウム協会,日本チタン協会 |
趣 旨: | 圧延製品に求められる機能の多様化が進み,広範囲な技術・知識を集結して製品を製造する事の重要性が高まっている.本講座では圧延加工の操業・研究開発等に携われている若手の技術者を対象とし,圧延加工の基礎となる板圧延理論,温度制御・冷却制御技術,圧延工程における材料組織変化,スケール制御技術を説明するとともに,鉄鋼圧延設備,圧延ラインにおけるセンサ・制御技術を解説し,多様な製品を製造するために必要となる知識を幅広く習得することを目的とする. |
プログラム: | 開会の辞 | (第1日9:55~10:00) | 日本塑性加工学会 圧延工学分科会主査 |
宇都宮 裕君 |
司会 | (株)神戸製鋼所 | 岩﨑 慎君 |
時 間 | 内 容 | 講 師 | |
1 月 28 日 (月) |
10:00~12:30 | 板圧延理論の基礎①:板圧延理論を理解し,応用するために必要とされる数学,材料力学,塑性力学について解説する.塑性力学では,降伏条件,塑性構成式について説明し,相当応力と相当ひずみの概念を導入する,また平面ひずみ条件と摩擦構成式についても説明する. | 大阪大学 宇都宮 裕君 |
12:30~13:30 | 昼 食 ・ 休 憩 | ||
13:30~14:45 | 板圧延理論の基礎②:圧延のメカニズムを理解し,圧延荷重・トルクなどの圧延特性を推定するための2次元圧延理論について解説する. | 東北大学名誉教授 藤田材料加工研究室 藤田 文夫君 |
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14:55~16:10 | 板圧延理論の基礎③:プロフィル・形状変化のメカニズムを理解するためのロール弾性変形,疑似3次元圧延変形解析について解説する. | ||
16:20~17:20 | タンデム圧延理論・制御:冷間薄板タンデム圧延の特性を理解するための静的タンデム圧延理論,動的タンデム圧延モデルについて解説する. | ||
1 月 29 日 (火) |
9:20~10:35 | 鉄鋼圧延設備の実際:鉄鋼の圧延に関し,最新の板圧延設備の特徴および性能について,圧延機の基本構造から形状制御アクチュエータに至るまで,代表的な事例を用いて解説する. | Primetals Technologies Japan, Ltd. 藤本 匠君 |
10:45~12:00 | 圧延センサ・制御概論:高寸法精度圧延,および安定操業を実現するために開発されてきた各種の計測機器の特徴などを総括し,それらを用いた制御技術の適用例を紹介する. | 東芝三菱電機産業システム(株) 告野 昌史君 |
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12:00~13:00 | 昼 食 ・ 休 憩 | ||
13:00~14:15 | スケール制御技術:鋼の高温酸化(スケール)についてスケール構造,物性,合金元素の影響について解説した後,高圧水デスケーリングと熱間圧延時の変形挙動について調査した結果を紹介する. | 日鉄住金テクノロジー(株) 岡田 光君 |
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14:25~15:40 | 温度制御・冷却制御技術:鋼材の熱間圧延プロセスでの材質造り込みに不可欠な温度制御の基礎を解説する.また,近年開発された高強度鋼(ハイテン)材の冷却プロセスとその制御技術を紹介する. | JFEスチール(株) 上岡 悟史君 |
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15:50~16:50 | 温度制御・冷却制御による工程中の組織変化:熱間圧延工程での組織変化を理解する基礎として熱間再結晶,析出,変態などの金属学の基礎について述べるとともに,温度・冷却制御を駆使した数々の製品のメタラジーについて紹介する. | 岡山大学 瀬沼 武秀君 |
定 員: | 70名(定員になり次第締切ります.) |
参加費: |
参加日数 | 正会員・賛助会員・ 協賛学協会個人会員 |
学生会員 | 一 般 |
2日間 | 25,000円 | 12,500円 | 40,000円 |
1日間 | 20,000円 | 10,000円 | 30,000円 |
・期間は2日間ですが,1日のみの受講も受付けます.ただし,テキストは2日間通しのものを使用致します.必ず受講日を記入してお申し込みください. ・テキストのみの頒布は致しません. |
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申込方法: | <お申込みの流れ> 1.本ページ右上の「参加申し込み」よりお申し込みください. 2.お申し込み後,確認メール(自動配信)をお送りしますので内容をご確認ください. 3.開催日の3週間前位より参加券・請求書類をお送りします. 4.お支払いについては,下記<各種締切>をご参照ください. <各種締切> ・web申込み:2019年1月17日(締め切り後は当日受付にてお申し込みください.) ・キャンセル:2019年1月17日 ・お支払い : 「当日払い」以外の方は,開催日前日までを目安にお支払いをお願いします. *お支払いが間に合わない場合は,参加券・請求書に同封する「支払通知」にてお知らせいただけますと幸いです. ※定員超過の場合は,締め切り日前に受付終了となることがございますので,ご了承ください. ※参加券・請求書類が5営業日前までに届かない場合は事務局へご連絡ください. ※確認メールが届かない場合は,事務局へお問い合わせください.なお,併せて下記をご参照いただき,設定等のご確認もお願いいたします. 『日本塑性加工学会からのメール受信(ドメイン設定)について』 ※キャンセルは電話では受け付けておりません.問い合わせフォーム(お問い合わせ種別:本部企画行事関係)より,キャンセルの旨と行事名,申込番号,参加者名をお知らせください. |
注 意: | 本講座の参加者に対する宿泊施設などの斡旋は一切行っておりませんので,各自でご手配ください. 昼食は各自でお願いします.また講演中の撮影・録音は禁止します. |