※Web開催にあたり参加者の皆様は『お申し込みの際の注意事項』をご一読くださいますようお願い致します. | |
会 場: | Web開催 |
主 催: | 日本塑性加工学会(実行:東海支部) |
協 賛: | 日本鉄鋼協会,素形材センター,自動車技術会,日本金属プレス工業協会,日本鍛造協会,日本鍛圧機械工業会,型技術協会,日本機械学会,日本金属学会,軽金属学会,日本トライボロジー学会,精密工学会,日本材料学会 |
趣 旨: | 積層造形技術は,製品の3次元形状データを2次元形状にスライスし,電子ビームやレーザを走査して,粉末などの材料を一層ずつ結合して,3次元形状の造形物を得る技術です.古くはラピッドプロトタイプ技術として進展し,最近では3Dプリンタ,あるいはAM(Additive Manufacturing)技術と呼ばれて,部品形状の複雑さに依存しない革新的な製造技術として注目を集めています.本技術は,設計から製造までの開発期間を大幅に短縮し,かつ従来の製造法の制約を受けずに高付加価値な製品を製造できる方法として期待されて,国内外での研究開発も活発に行われています.本シンポジウムでは,金属積層造形技術の研究開発の動向や製品への実用化に向けた課題などを紹介します. |
プログラム: | 開会の辞 | (9:40~9:45) | 日本塑性加工学会東海支部長 勝村 龍郎君 |
午前の部 | (9:45~12:05) | 司会 (株)豊田中央研究所 岩田 徳利君 | |
午後の部 | (13:05~16:45) | 司会 三菱重工業(株) 山田 毅君 |
時 間 | 内 容 | 講 師 |
9:45~10:25 | 金属積層造形技術の概要と研究開発動向:金属積層造形技術の特徴と可能性について言及する.また,金属積層造形技術を用いた新規材料開発の可能性,IoTとAIによる製造業のデジタル化(先進製造業)と金属積層造形技術とのかかわりについて,最近の世界的な研究開発状況を踏まえ説明する. | 東北大学 金属材料研究所 千葉 晶彦君 |
10:35~11:15 | 金属積層造形用粉末の製造プロセスと特性:主に高強度・高機能部材への適用に向け盛んに技術開発が進められている金属積層造形プロセスに使用される原料粉末について,要求される主要な特性とその評価手法,各種の粉末製造プロセスが持つ特徴について紹介する. | 大同特殊鋼(株) 関本 光一郎君 |
11:25~12:05 | 量産部品製作に向けた金属積層造形の取り組み:2013年以降過熱していたブームも落ち着きをみせ,量産部品適応に向けて積層造形技術を活用し始めているメーカが増えている.今回は受託生産を請け負ってきたことで得られた様々な課題や対策について紹介する. | 金属技研(株) 増尾 大慈君 |
12:05~13:05 | 昼 食・休 憩 | |
13:05~13:45 | 金属積層造形を対象とした熱変形シミュレーターの開発:金属3Dプリンタによる積層造形は,従来の加工法では実現できなかった形状の製品などが製造できる一方,熱ひずみにより製造途中で製品におもわぬ変形が発生する場合があるため,これらの変形をシミュレーションで予測することが強く望まれている.溶融加工のシミュレーションで通常用いられる熱弾塑性解析では計算時間が膨大となるため,計算時間を大幅に短縮できる「固有ひずみ法」を用いた金属積層造形用熱変形シミュレーターの開発について報告する. | (株)先端力学 シミュレーション研究所 池田 貴君 |
13:55~14:35 | レーザ焼結技術を用いた金属部品のアディティブ・マニュファクチャリングの実情:金属のアディティブ・マニュファクチャリングが高機能部品の製造に有利であるということで多くの企業で3Dプリンタの導入が検討されている.本講演ではAMを実現するまでの過程,導入を成功させるための留意点を述べる. | (株)NTTデータ ザムテクノロジーズ 前田 寿彦君 |
14:35~14:45 | 休 憩 | |
14:45~15:25 | 金属3Dプリンタの種類と適用マーケット:金属3Dプリンタの発展は目覚ましく,2013年ごろには10社程度であった装置メーカも今や60社以上に増え,技術分類も10を超えている.今回はそれらの技術の概要と適用されるマーケットの現状について紹介する. | 愛知産業(株) 木寺 正晃君 |
15:35~16:15 | 指向性エネルギー堆積(DED)方式金属3Dプリンタ実用化技術の開発事例:DED方式金属3Dプリンタは造形物の大きさに制限がなく,材料選択の自由度が高いという特徴がある.一方,溶融金属を凝固するプロセスの安定化制御が実用化の課題となっている.本講演では本方式の実用化技術開発事例として金属溶融部を画像分析し造形条件を最適化制御する技術,および溶融金属周辺の酸化を抑制し造形品質を向上させる技術を紹介する. | 三菱重工工作機械(株) 二井谷 春彦君 |
16:25~16:45 | 質疑応答 司会 山田 毅君 |
定 員: | 80名(定員になり次第締切ります.) |
テキスト代: |
正会員・賛助会員・ 協賛学会員個人会員 |
学生会員 | 一 般 (会員外学生は半額) |
5,000円 | 2,500円 | 7,500円 |
・接続トラブルも勘案して,テキスト代相当分のみの暫定的な価格とさせて頂きます.お申込みの方は,無料でWeb講演を聴講できます. |
申込方法: | <お申込みの流れ> 1.『お申込みの際の注意事項』をご一読ください. 2.本ページ右上の「参加申し込み」よりお申し込みください. 3.お申し込み後,確認メール(自動配信)をお送りしますので内容をご確認ください. 4.お申込み受付後、順番に請求書をお送りいたします. 5.締切後に参加証・テキスト類・参加についてのご案内を発送致します.またメールにて当日の配信URLをお送りします. 6.お支払いについては,下記<各種締切>をご参照ください. <各種締切> ・申込み締切 :2020年9月23日 ・キャンセル受付締切:2020年9月23日 ・お支払い期限 :開催日前日までを目安にお支払いをお願いします. *お支払いが期限までに間に合わない場合は,請求書に同封する「支払通知」にてお知らせいただけますと幸いです. ※「当日払い」は対応いたしかねますので,お申込みの際は「当日払い」を選択しないでください. ※定員超過の場合は,締切日前に受付終了となることがございますので,ご了承ください. ※申込後、確認メールが届かない場合は,事務局へお問い合わせください.なお,併せて下記をご参照いただき,設定等のご確認もお願いいたします. 『日本塑性加工学会からのメール受信(ドメイン設定)について』 ※キャンセルは電話では受け付けておりません.問い合わせフォーム(お問い合わせ種別:本部企画行事関係)より,キャンセルの旨と行事名,申込番号,参加者名をお知らせください. |
注 意: | Web開催に変更とさせて頂きました.講演の間を10分間の休憩を設けております.事前に接続確認を実施させて頂く予定ですが,当日の接続に関するトラブルは,十分にサポートできない場合がありますので,予めご了承をお願いします.最新の情報は学会ホームページでお知らせします. |