会 場: | Web開催とします 名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)第7会議室<Web配信有り> [〒464-0856 名古屋市千種区吹上2丁目6番3号] |
交 通: | 地下鉄吹上駅より徒歩5分 |
主 催: | 日本塑性加工学会 鍛造分科会 |
趣 旨: | 自動車産業を中心とした製造業のグローバル化が拡大する中,海外での部品製造の際の生産技術や調達に関する課題が増えています.同時に,自動車の電動化に対して製品も大きく変化するなど,鍛造業界を取り巻く環境も複雑化しています.このような状況のなかで,自動車産業および鍛造業各社がどのように鍛造品の高付加価値化を実現し,技術的な優位性を確立しながら海外展開しているのか,金型・材料の確保,潤滑や表面処理技術などの鍛造要素技術の確保と合わせて紹介し,今後の鍛造業のグローバル化を展望します. |
内 容: | 開会の挨拶(10:00~10:10) |
鍛造分科会主査 大津 雅亮君 | |
午前の部 司会 大同特殊鋼(株)伊藤 樹一君 | |
午後の部 司会 愛知製鋼(株) 釜崎二三雄君 | |
(10:10~10:50) | 1.分流鍛造法の加工原理 |
歯形部品などのネットシェイプ鍛造を実現できる分流鍛造法の加工原理を解説し,多軸複動プレスなどを用いた本格的な実用化事例を紹介する. | |
名古屋大学 近藤 一義君 | |
(10:50~11:30) | 2.ヘリカル歯形鍛造への分流法の適用について |
日産自動車の冷温間鍛造成形の歴史と分流法を適用した量産化事例を紹介し,ヘリカル歯形分流鍛造法の開発について解説する. | |
日産自動車(株) 藤川真一郎君 | |
(11:30~12:10) | 3.分流鍛造によるギヤ成形 |
分流法を用いた冷間鍛造ヘリカルギヤ部品の量産化事例について,実用化技術のポイントについて紹介し,最近の金型寿命の改善事例も含めて紹介する. | |
アイシン・エィ・ダブリュ(株) 新井 慎二君 | |
(12:10~13:10) | 昼食・休憩 |
(13:10~13:50) | 4.分流式荷重低減装置による金型寿命改善 |
分流効果による荷重低減で金型寿命が向上するメカニズムと,特殊なプレス機械を使わない汎用設備を用いた事例について紹介する. | |
武蔵精密工業(株) 青木 惇平君 | |
(13:50~14:30) | 5.熱間鍛造用金型の高寿命化型材 |
熱間鍛造金型におけるアブレシブ摩耗へのダイス鋼成分の影響,および高性能熱間ダイス鋼やNi基耐熱合金の適用による高寿命化の事例を紹介する. | |
大同特殊鋼(株) 樋口 成起君 | |
(14:30~15:10) | 6.金型におけるグローバル生産に向けた取り組み |
金型の曲面加工プログラムや,カメラ式測定機を活用したリバースエンジニアリング,さらに溶接補修事業などのグローバルな金型生産への取り組みを紹介する. | |
名古屋特殊鋼(株) 小川原幹雄君 | |
休憩 (15:10~15:25) | |
(15:25~16:05) | 7.自動車用エンジン・駆動部品の鋼材開発 |
エンジン・駆動部品の付加価値向上(高機能化・低コスト化),グローバル生産ニーズに対応する,グローバル調達性に配慮した鋼材開発事例について紹介する. | |
愛知製鋼(株) 水野 浩行君 | |
(16:05~16:45) | 8.一液型潤滑剤について |
環境負荷低減や海外拠点への展開に有効であり,世界的に採用が進んでいる一液潤滑剤について,技術動向に加え,海外での実施情報などを紹介する. | |
日本パーカライジング(株) 小見山 忍君 | |
(16:45~17:25) | 9.鋳鍛造部品自動外観検査装置 |
2次元画像から3次元情報を想定する検査技術を用いることで,高速サイクルが要求される鍛造部品に適用した自動外観検査装置について,導入事例や今後の展開を交えて紹介する. | |
(株)SCREENホールディングス 作山 努君 | |
(17:30~18:00) | 10.総合討論+コンサルテーション |
全講師(司会:竹内 雅彦君) | |
定 員: | 80名(来場分.定員になり次第,締切ります.) |
参加費: | 鍛造分科会委員 15,000円,日本塑性加工学会会員 17,250円,一般 19,500円(学生会員は半額)(いずれもテキスト代を含みます.) |
申込方法: | 専用の「参加申込書」(鍛造分科会HP:http://www.jstp.or.jp/commit/forging/)にご記入後,E-Mailにて下記までお申込みください. |
※専用の「参加申込書」以外でのお申し込みの場合は,「第48回実務講座申込」と題記し, | |
(1) 氏名, (2) 会員資格, (3) 勤務先(名称,部課名), (4) 通信先(郵便番号,住所,電話番号,FAX番号,E-mailアドレス), (5) 送金方法(銀行振込,郵便振替), (6) 聴講方法(来場,Web聴講のいずれか) を明記の上,E-mailにてお申込みください. |
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※お申込み後,参加券および請求書を郵送しますので,到着後,参加費を振り込んでください. | |
※当日は,支払い業務ができません.必ず前もっての参加費のお振込みをお願いいたします. | |
申込先: | 鍛造分科会事務局 |
E-mail:tanzo-jim[at]docomo.ne.jp *[at]を@に変更してください | |
TEL:090-7863-3122 | |
申込み締切: | 2021年1月29日(金) |
注 意: | 昼食は各自でお願いいたします.講演中の撮影・録音,受信映像の保存は禁止します.一部の講演について,Web配信ができない,あるいは音声のみの配信となる場合があります. |
会場への直接問合せは行わないようお願いいたします. | |
自治体のガイドラインに則したマスク装着の確認,検温などを実施させていただく場合があります. | |
Web配信システムはWebexを予定しています. Webでの聴講方法などの詳細は,申込締切後に別途ご案内いたします. | |
事前に接続確認を実施させて頂く予定ですが,当日の接続に関するトラブルは,十分にサポートできない場合がありますので,予めご了承をお願いします. | |
新型コロナウイルスの影響により,中止・延期とする可能性がありそれに伴い,プログラムを変更する場合があります. | |
なお,参加費の返金はいたしませんのでご注意ください.最新の情報は学会ホームページをご確認ください. |