会 場: 金属プレス会館6階 大会議室
  [東京都墨田区両国4-30-7 アクセスマップ:http://www.tmsa.or.jp/access.html]
主 催: 日本塑性加工学会(実行:板材成形分科会,プロセッシング計算力学分科会),東京都金属プレス工業会
協 賛: 軽金属学会,精密工学会,日本機械学会,日本金属学会,型技術協会,日本アルミニウム協会,日本金属プレス工業協会,日本鉄鋼協会,自動車技術会,日本鍛造協会,素形材センター,日本金型工業会
趣 旨: 高品質の板材プレス製品を高能率で生産するためには,板材のプレス成形に関する基礎理論からその応用技術に至るまでの広範囲の知識が必要になります.また近年,プレス成形のシミュレーション技術はますます進化しています.そこで板材成形の実業務に従事し,その適用事例やCAE解析事例を学びたい方を対象に,板材成形の現状と今後の課題など,幅広く講義を実施します.本講座は「塑性加工学講座 板材成形の基礎と応用~基礎編~」の続編に位置付けられ,基礎編受講者には,より理解し易い構成になっていますが,基礎編を受講していなくても十分にご理解頂ける内容となっています.
プログラム: 開会の辞 (第1日10:20~10:30) 東京都金属プレス工業会 
教育・訓練委員長
髙橋 恭久君
  司会 (2日間) 日本製鉄(株) 鈴木 利哉君
  時  間 内   容 講  師
11

24

(木)
10:30~12:00 板材成形シミュレーションのための材料モデルと成形限界クライテリオン:板材成形シミュレーションで活用するための材料モデルについての最新の研究を紹介する.また,非比例変形FLD,引張り曲げ破断限界クライテリオンなどについて解説する. 広島大学 名誉教授
吉田 総仁君
12:00~13:00 昼食・休憩  
13:00~14:00 自動車プレス部品用金型とその成形技術:自動車ボディーのパネル部品についての紹介とそれらを成形する金型の基本的な考え方を述べ,プレス成形時に発生する問題点・対策の実例を紹介する. トヨタ自動車(株)
小口 晃功君
14:10~15:40 スプリングバック対策による部品高精度化:高強度鋼板のプレス成形での課題であるスプリングバックによる形状不良について,スプリングバックの理論および対策の考え方,実際の対策事例について解説する. (株)豊田中央研究所
岩田 隆道君
15:50~16:50 電子部品用金型とその成形技術:電子部品やモータコアなどを製作する超精密プレス用金型,それを用いて成形した精密プレス部品について紹介し,基本的な金型設計への考え方,量産事例について述べる. 黒田精工(株)
福山  修君
11

25

(金)
10:30~12:00 伸びフランジ成形性とその予測:高強度鋼板のプレス成形上の課題として, 伸びフランジ成形部の割れ問題が挙げられている.本講義では伸びフランジ部の成形性に及ぼす各種因子の影響と,成形可否のCAE予測技術を解説する. JFEスチール(株)
新宮 豊久君
12:00~13:00 昼食・休憩  
13:00~14:00 自動車開発におけるプレス成形CAEの活用:プレス成形CAE技術の進化に伴い,自動車車体開発は大きく進化してきた.成形CAEに関するニーズの変遷と,活用事例の紹介,今後の動向などについて述べる. マツダ(株)
久万 徹郎君
14:10~15:40 ホットスタンプの基礎と実際:成形と材料の焼入れを同時に行い高強度なプレス部品を得るホットスタンプについて,ホットスタンプ用材料の冶金的特徴,基本成形特性,製品・金型設計時のポイント,今後の課題について述べる. 日本製鉄(株)
鈴木 利哉君
15:50~16:50 板鍛造の基本工法と実践への活用事例:板鍛造技術は高精度・高付加価値形状のネットシェイプ,さらに部品の軽量化や工程削減により環境負荷を低減する成形法として普及しつつある.本講義では鍛造工法や精密せん断における塑性流動の基本と実践への活用事例を紹介する. テクノオフィス凜
中野 隆志君
定  員: 50名(定員になり次第締切ります)
参 加 費:  
参加日数 正会員・賛助会員
協賛学協会個人会員
学生会員 一 般
2日間 25,000円 12,500円 40,000円
1日間 20,000円 10,000円 30,000円
・1日だけの聴講も受付けます.但し,テキストは2日間通しのものを使用いたします.必ず受講希望日を記入してお申し込みください.
・テキストはPDF配布となる予定です.この場合,冊子による配布はいたしませんのでご注意ください.
申込方法: <お申込みの流れ>
1.本ページ右上の「参加申し込み」よりお申し込みください.
2.お申し込み後,確認メール(自動配信)をお送りしますので内容をご確認ください.
3.お申し込み受付後,順番に請求書・参加券をお送りいたします.テキストはPDFによる事前配布となる予定です.
4.お支払いについては,下記<各種締切>をご参照ください.

<各種締切>
申込み締切  :2022年11月15日
キャンセル受付締切:2022年11月15日
・支払期限 :開催日当日までを目安にお振込みをお願いします.
*お支払いが期限までに間に合わない場合は,請求書に同封する「支払通知」にてお知らせください.

<注意事項>
※必ず参加者ご本人の名前でお申込みください.
※締切後また当日のお申込みは対応いたしかねます.お申し込み忘れにご注意ください.
※「当日払い」は対応いたしかねますので,お申込みの際は「当日払い」を選択しないでください.
※テキストはPDF配布となる予定で,当日会場での冊子配布はいたしませんのでご注意ください.
※定員超過の場合は,締切前に受付終了となることがございますので,ご了承ください.
※締切後のキャンセルはお受け致しかねます.当日不参加となった場合でも,参加料はお支払いいただきます.
※申込後,確認メールが届かない場合は,事務局へお問い合わせください.なお,併せて下記をご参照いただき,設定等のご確認もお願いいたします.
 『日本塑性加工学会からのメール受信(ドメイン設定)について
※キャンセルは電話では受け付けておりません.問い合わせフォーム(お問い合わせ種別:本部企画行事関係)より,キャンセルの旨と行事名,申込番号,参加者名をお知らせください.
注  意: 本講座の参加者に対する宿泊施設などの斡旋は一切行っておりませんので,各自でご手配ください.昼食は各自でお願いします.
  講演中の撮影・録音は禁止します.
  新型コロナウイルスの影響により,中止・延期・オンライン開催とする可能性があります.またそれに伴い,プログラムを変更する場合があります.対面式で実施する場合は自治体のガイドラインに則したマスク装着確認,検温などを実施させていただく場合があります.
  最新の情報は学会ホームページでお知らせします.
※「当日払い」は対応いたしかねます.お申込みの際は「当日払い」を選択しないようお願い致します.