※WEB開催参加の皆様は『お申し込みの際の注意事項』をご一読くださいますようお願い致します. 
   
会 場: 対面開催:富山大学 工学部 G16棟 多目的ホール [富山県富山市五福3190 TEL:076-445-6698]
  (アクセスマップ:https://www.u-toyama.ac.jp/access/campus-access/gofuku/
  WEB開催:最新の情報は学会ホームページでお知らせいたします.
交 通: JR 北陸新幹線「富山駅」,市内電車(大学前行)「大学前」から徒歩10分
主 催: 日本塑性加工学会
協 賛: 日本鉄鋼協会,素形材センター,自動車技術会,日本金属プレス工業協会,型技術協会,日本機械学会,日本金属学会,軽金属学会,精密工学会
趣 旨: せん断加工は被加工材を押圧してから破断させる塑性加工では唯一破壊を伴う工法として知られています.SDGs(Sustainable Development Goals)の実現には,高精度な切り口面を高耐久に維持するせん断プロセスの実現が欠かせません.本シンポジウムではせん断加工分野およびその周辺となる加工技術や工程の先進事例を持ち寄り,せん断加工の高度化に向けた金型技術の最前線を解説します.
プログラム: 開会の辞 (10:00~10:05) 日本塑性加工学会 
企画委員長
浜野 秀光君
  司  会   富山大学 船塚 達也君
時 間 内     容 講  師
10:05~10:55 せん断加工高度化の方向性:せん断加工は一対の工具であるパンチとダイで切り口面の形成と工具摩耗抑止を担う.工法は単純であるが高精度化と高耐久化を進めるには困難が伴う.本報告ではせん断加工の高度化に向けて,工具製作,被加工材評価,シミュレーション,メカニズム解明までの手法確立について概説する. 富山大学
白鳥 智美君
11:00~11:50 SKD11製工具刃先の延性破壊設計線の同定:超高強度材のせん断加工では1ショット目にて工具刃先が変形・延性破壊してしまう.このような不良を事前に予測するべく,本講演ではSKD11工具鋼の延性破壊を安全側に見積もる設計線の同定手法を紹介する. 鳥取大学
松野 崇君
11:50~12:50 昼 食・休 憩  
12:50~13:40 進化型CVT金属ベルト用エレメントの新せん断加工法:自動車部品の中で約400個が直列で動力伝達する部品は金属ベルトのエレメント以外はなく,これまでも高精度なせん断加工技術を必要としていた.「進化型CVT金属ベルト」ではそのせん断加工技術をさらに高精度化する必要があり,その開発によりエレメントのせん断面形成に対して基礎的な現象把握とダイ肩形状の設計指針を見出すことができた.従来製法の課題と課題を解決した独自製法および今後の課題・期待について報告する. 本田技研工業(株)
矢ヶ崎 徹君
13:45~14:35 ファインブランキングにおけるパンチ刃先制御:ファインブランキング(以下FB)金型において最も損傷しやすいのが鋭角な輪郭を持つパンチの角部である.生産性に大きく影響を及ぼす輪郭とパンチの角部丸みの関係について調査し,刃先形状を制御することによる工具寿命延長の可能性を紹介する. (株)秦野精密
溝脇 健二君
14:35~14:45 休 憩  
14:45~15:35 超高強度鋼板のピアス加工における金型損傷低減への取組み:本講演では,1.5GPa級超高強度鋼板のピアス加工におけるパンチ損傷の実態と,損傷低減に向けた取組みを紹介する.まず損傷の発生・進展の挙動を把握した上で,パンチ材料の硬さやPVDコーティングの諸特性,更には下地窒化が損傷量に及ぼす影響を系統的に評価した結果を示し,ピアスパンチの高寿命化のための鋼材・コーティング選択の考え方を提案する. 本田技研工業(株)
興津 貴隆君
15:40~16:30 プラズマナノ窒化とレーザ・ナノ周期構造先鋭化による打抜きパンチ特性向上:電磁鋼板,高強度コネクター銅合金など,難加工材を高精度でせん断加工する金型が求められている.ここでは,工具鋼・ステンレス鋼材パンチへの窒素過飽和固溶処理を行うプラズマナノ窒化と,パンチエッジへのナノ周期構造化を行うレーザ加工を用いて,その打抜き特性向上を検討した結果を報告する. 表面機能デザイン研究所
元芝浦工業大学
相澤 龍彦君
16:30~16:50 総合質疑 及び 総合討論   司会 富山大学 船塚 達也君 
定 員: 100名 (対面参加40名 + Web参加 60名) (定員になり次第締切ります.)
参加費:  
正会員・賛助会員・
協賛学会員個人会員
(対面参加)
正会員・賛助会員・
協賛学会員個人会員
(Web参加)
学生会員 一 般
(会員外学生は半額)
8,000円 12,000円 5,000円 15,000円
申込方法 : <お申込みの流れ>
1.WEB参加の方は『お申込みの際の注意事項』をご一読ください.
2.本ページ右上の「参加申し込み」よりお申し込みください.
  ※備考欄に「対面参加」または「WEB参加」の記載をお願い致します.WEB参加申込み後の対面式への変更はお引き受け致し兼ねます.
3.お申し込み後,確認メール(自動配信)をお送りしますので内容をご確認ください.
4.お申し込み受付後,順番に請求書・参加券をお送りいたします.テキストはPDFによる事前配布となる予定です.
5.お支払いについては,下記<各種締切>をご参照ください.

<各種締切>
申込み締切  :2022年11月21日
キャンセル受付締切:2022年11月21日
・支払期限 :開催日当日までを目安にお振込みをお願いします.
*お支払いが期限までに間に合わない場合は,請求書に同封する「支払通知」にてお知らせください.

<注意事項>
※必ず参加者ご本人の名前でお申込みください.
※締切後のお申込みは対応いたしかねます.お申し込み忘れにご注意ください.
※テキストはPDF配布となる予定で,当日会場での冊子配布はいたしませんのでご注意ください.
※「当日払い」は対応いたしかねますので,お申込みの際は「当日払い」を選択しないでください.
※定員超過の場合は,締切前に受付終了となることがございますので,ご了承ください.
※締切後のキャンセルはお受け致しかねます.当日不参加となった場合でも,参加料はお支払いいただきます.
※申込後、確認メールが届かない場合は,事務局へお問い合わせください.なお,併せて下記をご参照いただき,設定等のご確認もお願いいたします.
  『日本塑性加工学会からのメール受信(ドメイン設定)について
※キャンセルは電話では受け付けておりません.問い合わせフォーム(お問い合わせ種別:本部企画行事関係)より,キャンセルの旨と行事名,申込番号,参加者名をお知らせください.
注  意:  新型コロナウイルスの影響により,対面開催の中止とWeb形式での開催,または,中止・延期とする可能性があります.講演の間に5分間の休憩を設けております.事前に接続確認を実施させて頂く予定ですが,当日の接続に関するトラブルでは,十分にサポートできない場合がございますので,予めご了承をお願い致します.最新の情報は学会ホームページでお知らせします.なお,自治体のガイドラインに則したマスク装着確認,検温などを実施させていただく場合があります.昼食は各自でお願いします.講演中の撮影・録音は禁止します.
※参加方法について,備考欄に「対面参加」または「WEB参加」の記載をお願い致します.WEB参加申込み後の対面式への変更はお引き受け致し兼ねます.
※申込フォームの会員価格はWEB参加の金額になります.会員で対面参加の方は受付後に修正いたします.
※「当日払い」は対応いたしかねます.お申込みの際は「当日払い」を選択しないようお願い致します.