※WEB開催参加の皆様は『お申し込みの際の注意事項』をご一読くださいますようお願い致します. | |
会場会 場: | 対面開催:東北大学金属材料研究所 講堂 [宮城県仙台市青葉区片平2-1-1 TEL: 022-215-2181] |
(アクセスマップ:http://www.imr.tohoku.ac.jp/ja/about/location.html) | |
Web開催:最新の情報は学会ホームページでお知らせいたします. | |
交 通: | JR 東北新幹線「仙台駅」,仙台駅西口より徒歩にて約15分 |
主 催: | 日本塑性加工学会 |
協 賛: | 日本金属学会,日本鉄鋼協会,粉体粉末冶金協会,日本溶射学会,日本材料学会東北支部 |
趣 旨: | 積層造形技術は主に粉末を原料としてレーザー,あるいは電子ビームを用いた溶融凝固により緻密化した層を積層することで3次元構造体を造形する新しい製造技術である.従来技術では困難な複雑形状・構造最適化部材の造形や特異な組織形成を利用した金属材料の高機能化が可能であることから大きな注目を集めている.最近では造形技術の高度化や溶融凝固現象の学術的理解が進展するとともに,粉末特性,金属基複合材料やマルチマテリアルへの応用,固相プロセス,機械学習を活用したプロセス最適化など多岐にわたる研究が展開され,最新の機能を備えた国産3Dプリンターも実用化されている.本シンポジウムでは,原料粉末,造形プロセス,材料,装置に関する幅広い研究開発事例を通して最新の積層造形技術について解説する. |
プログラム: | 開会の辞(10:00~10:05) | 日本塑性加工学会 企画委員長 |
浜野 秀光君 |
司 会 | 東北大学 | 山中 謙太君 |
時 間 | 内 容 | 講 師 |
10:05~10:55 | 電子ビーム積層造形技術における最近の研究開発動向:電子ビーム積層造形技術において高密度無欠陥の造形物品質を保証する造形技術の開発がなされている.また,造形物の金属組織を単結晶から微細結晶粒組織に凝固形態制御する研究,さらには,局所平衡が成り立たない非平衡凝固(溶質トラッピング)を予測する界面応答関数に関する凝固学的研究がなされている.本講演では,レーザー積層造形技術との違いを考慮しながら,上述した研究開発動向について解説する. | 東北大学 千葉 晶彦君 |
11:00~11:50 | 電子ビーム金属積層造形JAM-5200EBMの特徴と造形事例の紹介:JAM-5200EBMは,部品量産を目的に開発されたEB-PBF装置である.電子ビームは熱源としてレーザーとは異なる特徴を有し,得意とする材料やパーツ形状も異なる.本講演では,JAM-5200EBMの特徴他,品質とスループットを両立するためのスキャン方式,最新の造形事例等を紹介する. | 日本電子㈱ 佐藤 崇君 |
11:50~13:00 | 昼 食・休 憩 | |
13:00~13:50 | 鉄鋼材料とチタン合金のレーザ積層造形および組織制御:積層造形は,構造体に形状を与えるだけでなく,材質制御による機能向上に対しても重要である.本講演では,マルエージング鋼やステンレス鋼の組織・力学特性等に及ぼす造形パラメータや熱処理条件の影響について解説する.また,チタン粉末に微量の酸化物を導入し,積層造形に伴う組織の微細化及び酸素等の固溶強化による高強度化に関する研究成果を紹介する. | 鳥取大学 陳 中春君 |
13:55~14:45 | レーザ粉末床溶融結合法(L-PBF)によるアルミニウム基複合体の製造と特性:Al基セラミックス複合体の製造においてL-PBFによりAlSi10Mg/SiC(5~15vol.%)を製造し,機械学習を援用した緻密化に影響するプロセス因子,および造形体の組織・機械的特性について紹介する.また,金属/セラミックス複合粉体におけるレーザ吸収率の差異を起点とした過昇温化とそれに由来する特異な組織形成・炭化物形成の可能性について言及する. | 香川大学 松本 洋明君 |
14:45~14:55 | 休 憩 | |
14:55~15:45 | 細書・異種材レーザDEDの開発と最近の試み:金属の3D積層造形手法の一つであるレーザDED法について,装置開発に取り組んでいる.本講演では,産総研で取り組んでいる細書および異種材造形を可能とするレーザDEDについて紹介するとともに,機械学習を取り入れた造形手法の確立に向けた最近の研究開発内容について述べる. | 産業技術総合研究所 廣瀬 伸吾君 |
15:50~16:40 | コールドスプレー法による積層造形の可能性:コールドスプレー(CS)法は数十ミクロンの粒子を高速流に乗せて,基材へ衝突させることで成膜可能な固相成膜技術である.これまで金属基材上への金属成膜が主であったが,近年,セラミックスやポリマー等の成膜も可能になってきている.本講演では,CS法によりマルチマテリアル化,および厚膜形成によるAMの可能性を解説する. | 東北大学 小川 和洋君 |
16:40~17:00 | 総合質疑 及び 総合討論 司会 東北大学 山中 謙太君 |
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17:00~17:10 | 講師を含めた名刺交換会(希望者) |
定 員: | 100名 (対面参加40名 + Web参加 60名) (定員になり次第締切ります.) |
参加費: |
正会員・賛助会員・ 協賛学協会個人会員 (対面参加) |
正会員・賛助会員・ 協賛学協会個人会員 (Web参加) |
学生会員 | 一 般 (会員外学生は半額) |
8,000円 | 12,000円 | 5,000円 | 15,000円 |
申込方法: | <お申込みの流れ> 1.WEB参加の方は『お申込みの際の注意事項』をご一読ください. 2.本ページ右上の「参加申し込み」よりお申し込みください. ※備考欄に「対面参加」または「WEB参加」の記載をお願い致します.WEB参加申込み後の対面式への変更はお引き受け致し兼ねます. 3.お申し込み後,確認メール(自動配信)をお送りしますので内容をご確認ください. 4.お申し込み受付後,順番に請求書・参加券をお送りいたします.テキストはPDFによる事前配布となる予定です. 5.お支払い,締切については,下記<各種締切>をご参照ください. <各種締切> ・申込み締切 :2023年 ・キャンセル受付締切:2023年 ・支払期限 :開催日当日までを目安にお振込みをお願いします. *お支払いが期限までに間に合わない場合は,請求書に同封する「支払通知」にてお知らせください. <注意事項> ※必ず参加者ご本人の名前でお申込みください. ※締切後のお申込みは対応いたしかねます.お申し込み忘れにご注意ください. ※テキストはPDF配布となる予定で,当日会場での冊子配布はいたしませんのでご注意ください. ※「当日払い」は対応いたしかねますので,お申込みの際は「当日払い」を選択しないでください. ※定員超過の場合は,締切前に受付終了となることがございますので,ご了承ください. ※締切後のキャンセルはお受け致しかねます.当日不参加となった場合でも,参加料はお支払いいただきます. ※申込後、確認メールが届かない場合は,事務局へお問い合わせください.なお,併せて下記をご参照いただき,設定等のご確認もお願いいたします. 『日本塑性加工学会からのメール受信(ドメイン設定)について』 ※キャンセルは電話では受け付けておりません.問い合わせフォーム(お問い合わせ種別:本部企画行事関係)より,キャンセルの旨と行事名,申込番号,参加者名をお知らせください. |
注 意: | 新型コロナウイルスの影響により,対面開催の中止とWeb形式での開催,または,中止・延期とする可能性があります. 講演の間に5分間の休憩を設けております. 事前に接続確認を実施させていただく予定ですが,当日の接続に関するトラブルでは,十分にサポートできない場合がございますので,予めご了承をお願いいたします. 最新の情報は学会ホームページでお知らせします. なお,自治体あるいは会場のガイドラインに則したマスク装着確認,検温,事前のPCR検査などを実施させていただく場合があります.会場での飲食はご遠慮ください. 昼食は各自でお願いします. 講演中の撮影・録音は禁止します. テキストはPDF配信となる予定です.この場合,冊子による配布はいたしませんのでご注意ください. |