会 場: | 鳥取大学 広報センター2階 スペースC[鳥取県鳥取市湖山町南4-101] |
ホームページ:https://www.tottori-u.ac.jp/access/campusmap-tottori/ | |
交 通: | JR鳥取大学前駅から徒歩3分・鳥取空港から徒歩20分(タクシーで正門前までお越しいただくと便利です) |
主 催: | 日本塑性加工学会 |
協 賛: | 日本金属学会,日本機械学会,軽金属学会,日本材料学会,日本鉄鋼協会,精密工学会,日本アルミニウム協会,日本マグネシウム協会,自動車技術会,日本金属プレス工業協会,素形材センター,日本鍛造協会,日本金型工業会 |
趣 旨: | 近年,塑性加工CAEでは実験と同化させた解析による材料パラメータの同定が盛んに行われています.CAEを測定技術の一つとみなすことで,変形や破壊が生じるような不均一な変形分布が発生する実験においても,変形や破壊に関連する材料パラメータを正確に特定することが可能です.本フォーラムでは,このような実験同化型のCAEによる加工硬化や延性破壊に関連する材料パラメータの同定について,講師の方々から事例を紹介していただきます.通常の引張試験では測定できないような,大変形域における加工硬化や材料の軟化,硬化,および硬さ試験との同化によって実現された超局所領域の変形特性などが同化型CAEにより明らかにされています.また,同化解析の究極の形態として,部品形状や材料種のみを入力とするパラメータレス解析についても探求していきます.同化解析の基礎となる内部構造の3次元観察手法をはじめ,FEMをディープラーニングで置き換える方法/サロゲートFEMに関する事例を紹介いただき,パラメータレスとなるこの手法にて完全な実験同化を実現する可能性を議論したいと思います. |
プログラム: | 開会の辞(11:00~11:05) | 日本塑性加工学会 企画委員 | 松野 崇 君 |
司 会 | 鳥取大学 | 松野 崇 君 |
時 間 | 内 容 | 講 師 |
11:05~11:55 | 実験同期FEMによる不均一変形部の加工硬化・延性破壊特性の同定:CAEには材料の加工硬化や延性破壊に関するパラメータが必要です.特に割れ予測はくびれや亀裂部の局所変形を追いかける難しさがあります.本講演では観察とこれに同期させたFEMによるパラメータ同定手法を紹介します. | 鳥取大学 松野 崇 君 |
11:55~13:00 | 昼 食 ・ 休 憩 | |
13:00~13:50 | 自動運転有限要素解析による熱間摩擦係数関数の生成と摩擦係数および熱伝達係数の同時同定: 熱間鍛造における素材-金型界面の摩擦係数および熱伝達係数を械学習に基づく最適化アルゴリズムとFEAコードを組み合わせ自動運転有限要素解析システムについて,摩擦係数モデル式と面圧依存型熱伝達係数モデル式を同時かつ自動的に同定した事例とともに紹介します. | 島根大学/岐阜大学 吉田 佳典 君 |
13:50~14:40 | 3次元内部構造顕微鏡による材料観察と数値解析への展開:機械部品の破壊起点は表面形態のみならず,内部の不純物に起因します.それら欠陥の形態が製品性能を左右することから,内部構造を観察する手法が求められています.このような背景のもと,我々は観察対象の精密切削・断面観察の繰り返しを自動化した3次元内部構造顕微鏡を開発してきました.本講演では観察手法と実際の観察および,数値解析への応用事例を紹介します. | 理化学研究所 横田 秀夫 君 |
14:40~14:50 | 休憩 | |
14:50~15:40 | サロゲートFEMと計測融合CAEによるデジタルツインソリューション:機械学習を用いるサロゲートFEMは計算の高速化だけでなく,逆問題の直接推定や不完全データの予測などを実現します.計測とCAEを結びつけ,現実世界を物理シミュレーションで再現するデジタルツイン技術に効果的です.講演では,サロゲートFEMや計測融合CAEの技術と実例を紹介します. | (株)先端力学シミュレーション研究所 村井 哲郎 君 |
15:40~16:10 | 総合討論 | 司会 松野 崇 |
定 員: | 50名(定員になり次第締切ります.) |
参 加 費: | (消費税10%込) |
正会員・賛助会員・協賛学協会個人会員 8,000円,学生会員4,000円,一般 12,000円,会員外学生6,000円 | |
テキスト: | 当日レジュメを配付いたします. |
申込方法: | <お申込みの流れ> 1.本ページ右上の「参加申し込み」よりお申し込みください. 2.お申し込み後,確認メール(自動配信)をお送りしますので内容をご確認ください. 3.お申し込み受付後,順番に請求書・参加券をお送りいたします.テキストは当日会場にてお渡しいたします. 4.お支払いについては,下記<各種締切>をご参照ください. <各種締切> ・申込み締切 :2023年11月20日 ・キャンセル受付締切:2023年11月20日 ・支払期限 :開催日当日までを目安にお振込みをお願いします. *お支払いが期限までに間に合わない場合は,請求書に同封する「支払通知」にてお知らせください. <注意事項> ※必ず参加者ご本人の名前でお申込みください. ※締切後また当日のお申込みは対応いたしかねます.お申し込み忘れにご注意ください. ※定員超過の場合は,締切前に受付終了となることがございますので,ご了承ください. ※締切後のキャンセルはお受け致しかねます.当日不参加となった場合でも,参加料はお支払いいただきます. ※申込後,確認メールが届かない場合は,事務局へお問い合わせください.なお,併せて下記をご参照いただき,設定等のご確認もお願いいたします. 『日本塑性加工学会からのメール受信(ドメイン設定)について』 ※キャンセルは電話では受け付けておりません.問い合わせフォーム(お問い合わせ種別:本部企画行事関係)より,キャンセルの旨と行事名,申込番号,参加者名をお知らせください. |
注 意: | 講演中の撮影・録音は禁止します. |