会 場: 対面:熊本大学黒髪南キャンパス 衝撃極限環境研究実験棟3階セミナー室
  https://www.kumamoto-u.ac.jp/campusjouhou/map_kurokami_2 の84番の建物
交 通: JR:熊本駅からバスで約26分 桜町バスターミナルからバスで約17分 
アクセスマップ:https://www.kumamoto-u.ac.jp/campusjouhou/access
主 催 : 日本塑性加工学会
協 賛 : 日本鉄鋼協会,素形材センター,自動車技術会,日本金属プレス工業協会,日本鍛造協会,日本鍛圧機械工業会,型技術協会,日本機械学会,日本金属学会,軽金属学会,日本トライボロジー学会,精密工学会,日本材料学会
趣 旨 : 本シンポジウムでは,高速の衝突現象や高エネルギー状態を用いる各種の極限材料創製・加工技術に焦点をあて,それぞれの技術の先端的な内容や将来について展望する.各種の極限環境を用いた材料加工技術は,材料の組織や特性に大きく影響するものの,そこにあるプロセスの本質は,一般に広く理解されていない領域が多くありそうに思われる.ここでは,高速現象を利用した異材接合,ナノ・マイクロ加工,材料表面のピーニング加工に加えて,巨大ひずみ加工など,塑性加工に関連する特殊な極限加工技術について,最新の技術開発の動向を講演頂き,討論する.
プログラム : 開会の辞(10:30~10:35) 日本塑性加工学会企画理事 新井 慎二君
  午前の部(10:35~11:55) 司会  崇城大学 森 昭寿君
  午後の部(13:00~16:30) 司会  熊本大学 田中 茂君
外本 和幸君
時 間 内     容 講  師
10:35~11:15 爆発圧接技術の現状と今後の展望: 爆発圧接技術が実用化されてから久しいが,難接合の異材接合技術へのチャレンジや複雑構造の実現が進むとともに,光学観察やシミレ―ションによる接合時の金属ジェットの発生や波状界面の形成への理解も深まりつつある.ここではこれらの現状と今後の課題について展望する. 熊本大学
外本 和幸君
11:15~11:55 金属薄板の電磁圧接技術: 電磁圧接は,比較的低いエネルギーでAl/CuやAl/Feなど異種の接合板を回収できる.電磁圧接の特徴と原理,電磁圧接装置と電磁圧接回路の具備条件,A6061-T6/高張力鋼板を回収できる実験条件および放電電流と衝突時間の測定法,不等辺チャンネルを用いるAl板と樹脂板の電磁かしめを紹介する. 都立産業技術高等専門学校
石橋 正基君
11:55~13:00 昼    食   ・   休    憩  
13:00~13:40 コールドスプレー法の可能性: コールドスプレー(CS)法は,数十ミクロンの粒子を高速ガス流に乗せ,基材へ衝突させることで粒子を溶融させずに固相のまま厚膜形成が可能な成膜技術である.これまで金属基材上への金属粒子の成膜が主であったが,近年,セラミックスやポリマーへの応用も可能になってきている.また,厚膜形成可能なことから三次元造形技術としての応用も期待されている.ここでは,CS法による種々の材料に対する成膜の可能性を紹介する. 東北大学
小川 和洋君
(遠隔講演)
13:40~14:20 先進表面ピーニング技術: 金属表面に導入される残留応力により疲労強度向上を目的とした加工方法がピーニングである。これまで、ショットと呼ばれる金属球を用いたショットピーニング(SP)が一般的だった。一方、極短パルスレーザによるアブレーション起因の衝撃力を利用したレーザピーニング(LP)の活用もすすんでいる。SP・LP加工後の残留応力や金属結晶の在り様は大きく異なる。本講演では、両方の技術について加工・適用事例をもとに解説する。 新東工業㈱
小林 祐次君
14:20~14:30 休    憩  
14:30~15:10 爆発衝撃を用いる板材の微細成形加工技術の可能性: 爆発成形は,精密な型転写性が特徴であることが古くから知られてきた.本講演では,板材表面に微細な形状を転写・成形することや,微細孔の多数同時打抜きを試みるなど,マイクロ・ナノ加工と関連した最近の研究成果について紹介する. 熊本大学
田中 茂君
15:10~15:50 高圧巨大ひずみ加工による難加工性金属の結晶粒超微細化と超塑性成形: 高圧下で巨大ひずみが導入できる高圧ねじり (HPT)加工や高圧スライド (HPS) 加工により、難加工性のNi基超合金やTi基合金の結晶粒を超微細化することができる。これを加熱して変形すると超塑性が発現し、これより成形性改善が可能となることを示した最近の研究成果について紹介する。 九州工業大学/熊本大学/佐賀大学
堀田 善治君
15:50~16:10 総 合 討 論   司会 熊本大学 外本 和幸君  
16:10~16:30 講師を含めた名刺交換会(希望者)  
定 員 : 60名 (対面参加20名 + Web参加 40名)(定員になり次第締切ります.)
参加費: (消費税10%込み)
正会員・賛助会員・
協賛学会員個人会員(対面参加)
正会員・賛助会員・
協賛学会員個人会員(Web参加)
学生会員 一 般(会員外学生は半額)
8,000円 12,000円 4,000円 15,000円
申込方法 : <お申込みの流れ>
1.WEB参加の方は『お申込みの際の注意事項』をご一読ください.
2.本ページ右上の「参加申し込み」よりお申し込みください.
  
※WEB参加申込み後の対面式への変更はお引き受け致し兼ねます.
3.お申し込み後,確認メール(自動配信)をお送りしますので内容をご確認ください.
4.お申し込み受付後,順番に請求書・参加券をお送りいたします.テキストはPDFによる事前配布となる予定です.
5.<各種締切>については下記をご参照ください.

<各種締切>
・申込み締切  :2023年12月4日 →12月11日まで延長
・キャンセル受付締切:2023年12月4日 →12月11日まで延長
・支払期限 :開催日当日までを目安にお振込みをお願いします.
*お支払いが期限までに間に合わない場合は,請求書に同封する「支払通知」にてお知らせください.

<注意事項>
※必ず参加者ご本人の名前でお申込みください.
※締切後のお申込みは対応いたしかねます.お申し込み忘れにご注意ください.
※テキストはPDF配布となる予定で,当日会場での冊子配布はいたしませんのでご注意ください.
※定員超過の場合は,締切前に受付終了となることがございますので,ご了承ください.
※締切後のキャンセルはお受け致しかねます.当日不参加となった場合でも,参加料はお支払いいただきます.
※申込後、確認メールが届かない場合は,事務局へお問い合わせください.なお,併せて下記をご参照いただき,設定等のご確認もお願いいたします.
  『日本塑性加工学会からのメール受信(ドメイン設定)について
※キャンセルは電話では受け付けておりません.問い合わせフォーム(お問い合わせ種別:本部企画行事関係)より,キャンセルの旨と行事名,申込番号,参加者名をお知らせください.
注  意: 新型コロナウイルスの影響により,Web形式のみでの開催とする可能性があります.また,Webシステムは「Webex」を使用予定ですが,当日のトラブルで,十分にサポートできない場合がございますので,予めご了承をお願い致します.最新の情報は学会ホームページでお知らせします.なお,自治体のガイドラインに則したマスク装着確認,検温などを実施させていただく場合があります.昼食は各自でお願いします.講演中の撮影・録音は禁止します.テキストはPDF配布の予定です.この場合,冊子による配布はいたしませんのでご注意ください.