視聴期間: 2024年2月および3月(一ヶ月単位で申込み)
主 催: 日本塑性加工学会 関西支部
後 援: 同志社大学
協 賛: 日本鉄鋼協会,軽金属学会,日本機械学会,日本材料学会, 日本金型工業会,日本鍛造協会,型技術協会,日本金属プレス工業会,日本鍛圧機械工業会
概 要: 昨年度に実施した関西支部第26回基礎講座の内容をOn-demand講座として実施します.実習に関しては実演として動画資料で代用します.講座は四つの講義から成り,各一講義のみを受講いただく事も可能です.全ての講義について,2月から視聴可能です.申込みについては基本的に月単位(申込みが月の途中でも月末まで)とし,期間内は何度でも視聴可能です.個人に加えて,賛助会員の企業には所属の方が無制限に視聴可能な「法人申込み」も可能です.また,視聴期間の延長(~3月)につきましても月単位で可能です.
趣 旨: 金属薄板成形は板面内の応力・ひずみ状態で整理することができ,成形性試験によって材料の成形性を評価できます.成形性試験には基礎的試験と模擬的試験がありますが,ここでは代表的な模擬的試験である深絞り試験,張出し試験および穴広げ試験を主な対象とします.講座は,金属薄板の成形性に関する基礎的理論,成形性試験の概要,実演(動画)およびデータ整理と解説からなります.これらを通して,金属薄板成形に関する基礎知識を習得していただくことを目的とします.
   
内 容: 講師 京都工芸繊維大学   飯塚 高志君
第1回: 金属薄板の成形性(講義)
  金属薄板の成形性を理解するために必要な塑性力学の内容です.「材料力学の基礎」,「塑性力学の基礎」および「金属薄板の成形性の基礎」から成ります.基礎から学びたい方にお勧めします.
  (全体約90分,約30分×3セクション)
第2回: 金属薄板の成形性試験(講義)
  模擬的成形性試験から得られる成形性の指標は一軸引張試験から得られる材料特性値と関連付けて考えられています.ここでは「一軸引張試験から得られる力学特性」,「その他の基礎的試験」および「模擬的試験」の内容を講述します.材料力学の基礎知識を既に持っている方にお勧めします.
  (全体約90分,約30分×3セクション)
第3回: 金属薄板の成形性試験(実演)
  成形性試験を実際に行っている動画を用いて,「深絞り試験」,「張出し試験」および「穴広げ試験それぞれの成形性の評価法について説明します.成
  形性試験の様子や具体的な手順等を確認したい方にお勧めします.
  (全体約90分,約30分×3セクション(予定))
第4回: データ整理と試験結果の解説(講義)
  引張試験および各成形性試験から得られた結果について整理し,実際の実験結果と理論との比較など解説や考察を行います.結果の整理の仕方やデータの解釈について知りたい方にお勧めします.
  (全体約90分,約30分×3セクション)
定 員: なし
参加費: (消費税10%込)
  正会員2,000円/ 1講義(協賛学会会員は会員扱い,学生会員は半額),賛助会員2,000円/1講義.非会員4,000円/ 1講義(学生は半額).いずれも1講義ずつの申込みが可能です.
  ※賛助会員企業には,法人申込み制度があります.
  この場合,企業所属の方が無制限に視聴可能です.
  賛助会員(法人申込み) 1法人5,000円/1講義.
  (上記は一ヶ月の価格です.半額で一ヶ月の延長が可能です.ご希望の方はご連絡ください.)
申込方法: 「関西支部2023年度第2回On-Demand講座「金属板材の成形性試験」参加申込」と題記し,
  ① 氏名,
  ② 会員資格(正・賛助・学生・協賛学協会,非),
  (賛助会員の方は個人か法人かをご明記ください)
  ③ 勤務先(所属部課名・役職名),
  ④ 通信先(郵便番号・住所・電話番号・FAX番・E-mail)
  ⑤ 視聴を希望する講義回の番号(例,第3回等)
  ⑥ 視聴を希望する月名(例,1月等)
  を明記の上,E-mailにて下記にお申し込みください.
申込先: 日本塑性加工学会 関西支部事務局(090-9280-0383)
  E-mail: kansai[at]jstp.or.jp
  ※[at]を@に変更してください.
申込締切: 2024年3月8日(金)
  ※参加費は請求書を受領後に開催3日前までに指定の振込先へご送金ください.
  ※申込後1週間経っても受付の連絡がない場合は事務局までお問い合わせください.
  ※講義資料として,各回のパワーポイント資料のpdf版をメール添付でお送りいたします.(第3回を除く)
  ※講義動画はストリーミング再生のみで,ダウンロードはできません.
  ※講義動画URLの公開・申込者以外との共有,申込者以外の視聴を禁止します(法人申込みの場合を除く).
  ※画面撮影・録画,録音を禁止します.