会 場: | 名城大学天白キャンパス タワー75 15階レセプションホール アクセスマップ:https://www.meijo-u.ac.jp/about/campus/tempaku.html |
交 通: | 地下鉄鶴舞線 塩釜口駅 1番出口(右)徒歩約10分 |
主 催 : | 日本塑性加工学会(実行:東海支部) |
協 賛 : | 日本鉄鋼協会,素形材センター,自動車技術会,日本金属プレス工業協会,日本鍛造協会,日本鍛圧機械工業会,型技術協会,日本機械学会,日本金属学会,軽金属学会,日本トライボロジー学会,精密工学会,日本材料学会 |
趣 旨 : | カーボンニュートラルを実現するために,生産現場においてもさまざまな対応が進められている.主に金属を取り扱う生産現場では,金属材料の製造時にCO2の排出が比較的大きいことから,被加工材の効率的な利用やリサイクルだけでなく,工具である金型の長寿命化はCO2削減につながり,さらに金型製造コストへの効果も期待される.金型の長寿命化を実現するために,金型の摩耗,焼付き,割れなどの寿命に至る原因の理解とともに,表面処理技術の開発が行われている.本シンポジウムでは,金型を対象としたさまざまな表面処理技術を中心に,金型寿命の向上を実現するための最新技術動向および今後の展望を紹介する. |
プログラム : | 開会の辞(10:00~10:05) | 日本塑性加工学会東海支部長 | 山田 毅君 |
司 会 (10:00~12:05) | 大同特殊鋼(株) | 伊藤 樹一君 | |
司 会 (13:05~14:25) | 豊橋技術科学大学 | 安部 洋平君 | |
司 会 (14:40~16:00) | 岐阜大学 | 山下 実君 |
時 間 | 内 容 | 講 師 |
10:05~10:45 | 冷間鍛造金型材料の変形,損傷および疲労挙動と工具寿命評価: 冷間鍛造用工具に用いられる工具鋼および超硬 (WC-Co) 材料の変形,損傷および疲労挙動,ならびに冷間鍛造における工具の疲労寿命評価に関する国内外の研究について紹介し,今後の研究について展望する. | 静岡大学 早川 邦夫君 |
10:45~11:25 | 鍛造用金型表面状態と疲労寿命特性:鍛造用金型の表面状態は疲労寿命に大きく影響する.最初に残留放電層などの金型の早期破損につながる原因について述べ,次にショット式研磨した金型表面の疲労特性などについて解説する. | (株)ニチダイ 村井 映介君 |
11:25~12:05 | パンチ刃先R がおよぼす工具寿命への影響:ファインブランキングにおいて凸輪郭をもつ製品形状を打ち抜く際にパンチ刃先が変形する現象について,パンチ刃先の応力分布と関連が深いと考え,モデル金型を製作しパンチ刃先Rの大きさを変化させ影響を調査した. | (株)秦野精密 淵脇 健二君 |
12:05~13:05 | 昼 食 ・ 休 憩 | |
13:05~13:45 | 金型向け表面処理の動向について: 近年金型向け表面処理はPVD膜だけの性能以外にも成形油並びに表面粗度(ピーニング,磨き)の最適化によって金型の寿命が大きく影響する.それら要素技術の基礎的な研究評価方式と実例について解説する. | オーエスジー(株) 福井 茂雄君 |
13:45~14:25 | ハードコート用ターゲット材の膜特性と寿命:Ti系,Cr系ハードコートの特性改善を行った開発ターゲット材の窒化膜の硬さ,密着性などの膜特性紹介と,それらを工具・金型に成膜した際の寿命向上についての紹介を行う. | 大同特殊鋼(株) 戸塚 巡君 |
14:25~14:40 | 休 憩 | |
14:40~15:20 | 窒化処理した熱間工具鋼の特性:窒化処理によって,鋼の表面近傍は硬くなり,圧縮残留応力が付与されるため,金型の長寿命化が期待できる.本講演では,窒化処理の概要と、窒化処理した熱間工具鋼の特性について述べ,酸室化処理などについても紹介する. | 日本パーカライジング(株) 石塚 はる菜君 |
15:20~16:00 | 超高強度鋼板のピアス加工時のパンチ損傷に及ぼす表面処理の影響:本講演では,1.5GPa級超高強度鋼板のピアス加工時のパンチ損傷の実態および,PVDコーティングの諸特性や下地窒化処理が損傷に及ぼす影響を示し,パンチ高寿命化のための考え方を提案する. | (株)本田技術研究所 興津 貴隆君 |
16:00~16:30 | 総 合 討 論 司会 名城大学 吉川 泰晴君 | |
16:30~17:00 | 講師を含めた名刺交換会(希望者) |
定 員 : | 80名 (定員になり次第締切ります.) |
参加費(消費税10%込): |
正会員・賛助会員・ 協賛学会員個人会員 (対面参加) |
正会員・賛助会員・ 協賛学会員個人会員 (Web参加) |
学生会員 | 一 般 (会員外学生は半額) |
8,000円 | 12,000円 | 4,000円 | 15,000円 |
申込方法 : | <お申込みの流れ> 1.WEB参加の方は『お申込みの際の注意事項』をご一読ください. 2.本ページ右上の「参加申し込み」よりお申し込みください. 「対面参加」または「Web参加」の選択をお願いいたします. ※WEB参加申込み後の対面式への変更はお引き受け致し兼ねます. 3.お申し込み後,確認メール(自動配信)をお送りしますので内容をご確認ください. 4.お申し込み受付後,順番に請求書・参加券をお送りいたします.テキストはPDFによる事前配布となる予定です. 5.<各種締切>については下記をご参照ください. <各種締切> ・申込み締切 :2024年9月5日 17時 ・キャンセル受付締切:2024年9月5日 17時 ・支払期限 :開催日当日までを目安にお振込みをお願いします. *お支払いが期限までに間に合わない場合は,請求書に同封する「支払通知」にてお知らせください. <注意事項> ※必ず参加者ご本人の名前でお申込みください. ※締切後のお申込みは対応いたしかねます.お申し込み忘れにご注意ください. ※テキストはPDF配布となる予定で,当日会場での冊子配布はいたしませんのでご注意ください. ※定員超過の場合は,締切前に受付終了となることがございますので,ご了承ください. ※締切後のキャンセルはお受け致しかねます.当日不参加となった場合でも,参加料はお支払いいただきます. ※申込後、確認メールが届かない場合は,事務局へお問い合わせください.なお,併せて下記をご参照いただき,設定等のご確認もお願いいたします. 『日本塑性加工学会からのメール受信(ドメイン設定)について』 ※キャンセルは電話では受け付けておりません.問い合わせフォーム(お問い合わせ種別:本部企画行事関係)より,キャンセルの旨と行事名,申込番号,参加者名をお知らせください. |
注 意: | 対面でのご参加の場合,会場には駐車場がありませんので,近隣のパーキングをご利用いただくか公共交通機関をご利用ください.Web接続は当日のトラブルで,十分にサポートできない場合がございますので,予めご了承をお願い致します.最新の情報は学会ホームページでお知らせします.昼食は各自でお願いします.講演中の撮影・録画・録音は禁止します.テキストはPDF配布の予定です.冊子による配布はいたしませんのでご注意ください. |