| 会 場: | YIC京都 383大教室 |
| [〒600-8236 京都府京都市下京区油小路通塩小路下る西油小路町27番地] | |
| 交 通: | JR京都駅 北側出て西へ徒歩約5分 |
| 主 催: | 日本塑性加工学会 鍛造分科会 |
| 主 旨: | 近年,航空機やエネルギー分野の市場拡大,自動車の軽量化ニーズから,難加工材や高強度材などの加工が難しい材料の需要が増加しています.また部品の製造コスト低減の観点からニアネットシェイプ化が進んでおり,塑性加工が難しい形状の成形が求められるようになっています.本講座では,これら難加工材,高強度材,難加工形状品の塑性加工においての開発事例,改善事例を紹介し,鍛造分野の今後の進むべき方向性を展望します. |
| 内 容: | 第1日目 |
| 開会の挨拶 | |
| (10:30~10:40) | |
| 鍛造分科会主査 松本 良君 | |
| 午前司会 | |
| 山陽特殊製鋼(株) 西川 元裕君 | |
| 午後(前半)司会 | |
| ダイジェット工業(株) 谷口 正樹君 | |
| 午後(後半)司会 コマツ 近藤 修平君 | |
| 1.難加工材の鍛造について | |
| 硬すぎる,割れやすい,焼付きやすい,形や寸法が出せないなどの鍛造が難しい材料について注意すべき特性や対応事例について説明する. | |
| (10:40~11:20) | |
| 名古屋工業大学 北村 憲彦君 | |
| 2.自動車軽量化のための塑性加工部品の創形創質技術 | |
| 今後ますます高まる自動車の軽量化要求に応えるため,板材の高強度化や鍛造品のネットシェイプ化の重要性が増している.本講演では,これら創形創質のための塑性加工技術について解説する. | |
| (11:20~12:00) | |
| 日産自動車(株) 藤川 真一郎君 | |
| <休憩> | |
| (12:00~13:00) | |
| 3.端圧付加カム型による板曲げ欠陥の制御 | |
| カム型を用い板端面に圧縮力を加えながらの曲げによるワレ・スプリングバック抑制効果を紹介する. | |
| (13:00~13:40) | |
| 大豊精機(株) 新美 早百合君 | |
| 4.航空機産業を支えるチタン鍛造技術の実務知見と展望 | |
| 航空機向けチタン鍛造材にフォーカスし,ビレット製造工程および型鍛造工程での設計留意点や日常管理項目を体系的に解説する. | |
| (13:40~14:20) | |
| (株)神戸製鋼所 谷口 太一君 | |
| 5.Ni基超合金ディスクの鍛造技術 | |
| Ni基超合金ディスクの自由鍛造について,著者らが実施したミクロ組織制御技術及び特性評価試験装置の開発事例を紹介する. | |
| (14:20~15:00) | |
| 大同特殊鋼(株) 大竹 拓至君 | |
| <休憩> | |
| (15:00~15:15) | |
| 6.CN対応を見据えたeAxle用部品の鍛造技術の開発 | |
| eAxle用のヘリカルギヤ(デフリング)に関して,高強度・軽量化,低コスト,CO2排出削減に貢献する工法開発の取組みを紹介する. | |
| (15:15~15:55) | |
| (株)ゴーシュー 田崎 賢児君 | |
| 7.アルミ合金スクロールの背圧鍛造 | |
| コンプレッサーに使用されるアルミ合金スクロールの背圧鍛造技術と金型寿命改善などの生産性向上に向けた取組み事例について紹介する. | |
| (15:55~16:35) | |
| (株)ニチダイ 村井 映介君 | |
| <懇親会> | |
| (17:00~18:30) | |
| 第2日目 | |
| 午前司会 (株)神戸製鋼所 柿本 英樹君 | |
| 8.難加工材,難加工形状部品のプレス鍛造 | |
| 難加工材や難加工形状部品に対するプレス機械での加工方法について,いくつかの事例を紹介する. | |
| (9:20~10:00) | |
| (株)ケイ&ケイ 安藤 弘行君 | |
| 9.難加工材のフォーマー鍛造 | |
| サーボモーターを搭載した試作機サーボフォーマーIF-230-7+Servo機にて行った難加工材を使用した試作事例等の紹介をする. | |
| (10:00~10:40) | |
| (株)阪村機械製作所 岡田 泰雄君 | |
| 10.総合討論+コンサルテーション | |
| (10:40~11:10) | |
| 全講師(司会:大阪大学 小坂田 宏造君) | |
| <休憩> | |
| (11:10~12:20) | |
| <バス移動> | |
| (12:20~13:00) | |
| 11.工場見学 (株)阪村機械製作所 | |
| [〒613-0035 京都府久世郡久御山町下津屋富ノ城46] | |
| (13:00~15:00) | |
| <バス移動> | |
| (15:00~15:40) | |
| <解散(京都駅)> | |
| (15:40) | |
| 定 員: | 80名(工場見学40名) |
| 参加費 (消費税10%込み): |
鍛造分科会委員 20,000円,日本塑性加工学会会員 23,000円,一般 26,000円(学生会員は半額)(いずれもテキスト代を含みます),懇親会費4,000円 |
| 申込方法: | 専用の「参加申込書」(鍛造分科会HP: |
| http://www.jstp.or.jp/commit/forging/)にご記入後,E-mailにて下記までお申し込みください. | |
| ※専用の「参加申込書」以外でのお申込みの場合は,「第53回実務講座申込」と題記し, (1)氏名, (2)会員資格, (3)勤務先(名称,部課名), (4)通信先(郵便番号,住所,電話番号,FAX番号,E-mailアドレス), (5)送金方法(銀行振込,郵便振替), (6)懇親会参加の有無, (7)工場見学参加の有無 を明記の上,E-mailにてお申し込みください. |
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| ※お申込み後,参加券および請求書を郵送しますので,到着後,参加費を振り込んでください. | |
| ※必ず前もっての参加費の振込みをお願いいたします(当日は支払い業務ができません). | |
| 申込先: | 鍛造分科会事務局 |
| E-mail:tanzo-jim[at]docomo.ne.jp *[at]を@に変更してください | |
| 電話:090-7863-3122 | |
| 申込締切: | 2026年1月16日(金) |
| 注 意: | テキストは事前に参加者に電子ファイルを配布いたしますので,当日,持参ください. |
| 昼食は各自でお願いいたします. | |
| 講演中の撮影・録音は禁止させていただきます. | |
| 工場見学先の判断により,参加可否について事前に相談させていただく場合がございます.また,見学人数を超過する場合は,申込み先着順(1団体につき1名)とさせていただきます. | |
| 第2日目の総合討論は全講師が揃うわけではございませんので,ご了承ください. | |
| 会場の駐車場および駐輪場は利用できません.公共交通機関でご来場頂くようお願いいたします.会場および工場見学先へ直接問合せは行わないようお願いいたします.最新の情報は学会ホームページをご確認ください. |