会 場: 大同大学 A棟14階 交流室
[名古屋市南区滝春町10-3 電話 052-612-6111]
URL:http://www.daido-it.ac.jp/outline/access/
交 通: 名鉄 常滑線 大同町駅 徒歩3分
主 催: 日本塑性加工学会(実行:板材成形分科会,プロセッシング計算力学分科会)
協 賛: 軽金属学会,精密工学会,日本機械学会,日本金属学会,型技術協会,日本アルミニウム協会,日本金属プレス工業協会,日本鉄鋼協会,自動車技術会,日本鍛造協会,日本ねじ工業協会,素形材センター,日本金型工業会
趣 旨: 高品質の板材プレス製品を高能率で生産するためには,板材のプレス成形に関する基礎理論からその応用技術に至るまでの広範囲の知識が必要になります.また近年,プレス成形のシミュレーション技術はますます進化しています.板材成形の実業務に従事し,その解析手法や応用事例を学びたい方を対象に,板材成形の現状と今後の課題など,幅広く講義を実施します.なお本講座は「塑性加工学講座 板材成形の基礎と応用~基礎編~」の続編に位置付けられ,基礎編受講者には,より理解し易い構成になっています.
プログラム: 開会の辞 (第1日10:20~10:30) 日本塑性加工学会
板材成形分科会 主査
桑原 利彦君
司会(2日間) JFEスチール(株) 卜部 正樹君
  時  間 内   容 講  師
9月27日 (水) 10:30~12:00 ホットスタンプの基礎と実際:成形と材料の焼入れを同時に行い高強度なプレス部品を得るホットスタンプについて,ホットスタンプ用材料の冶金的特徴,基本成形特性,製品・金型設計時のポイント,今後の課題について述べる. 新日鐵住金(株)
鈴木 利哉君
12:00~13:00 昼食・休憩  
13:00~14:30 プレス成形シミュレーションの変遷と予測精度の現状と課題:プレス成形シミュレーションの活用技術について,1990年頃の導入時期から現在までの発展過程を紹介し,理解の一助とする.予測精度の現状と今後課題についてユーザー目線で述べる. 大同大学
蔦森 秀夫君
14:40~16:10 CAEによる伸びフランジ成形可否予測の高精度化:高強度鋼板のプレス成形上の課題として, 伸びフランジ成形部の割れ問題が挙げられている.本講義ではその対策として期待されている伸びフランジ部の成形可否予測技術について述べる. JFEスチール(株)
飯塚 栄治君
16:20~17:20 サーボプレスの現状とその成形事例:板材成形においては高精度,複雑形状部品の更なる加工コストダウンが求められている.本講義では,サーボプレスとフリーモーションや高精度といったその機能を効果的に利用した成形事例について紹介する. コマツ産機(株)
稲葉 励君
9月28日 (木) 10:30~12:00 板材成形シミュレーションのための材料モデルと成形限界クライテリオン:板材成形シミュレーションで活用するための材料モデルについての最新の研究を紹介する.また,非比例変形FLD,引張り曲げ破断限界クライテリオンなどについて解説する. 広島大学
吉田 総仁君
12:00~13:00 昼食・休憩  
13:00~14:30 自動車プレス部品用金型とその成形技術:自動車ボディーのパネル部品についての紹介とそれらを成形する金型の基本的な考え方を述べ,プレス成形時に発生する問題点・対策の実例を紹介する. トヨタ自動車(株)
福山 義之君
14:40~15:40 板鍛造の基本工法と実践への活用事例:板鍛造技術は高精度・高付加価値形状のネットシェイプ,さらに部品の軽量化や工程削減により環境負荷を低減する成形法として普及しつつある.本講義では鍛造工法や精密せん断における塑性流動の基本と実践への活用事例を紹介する. テクノオフィス凜
中野 隆志君
15:50~16:50 電子部品用金型とその成形技術:電子部品やモータコアなどを製作する超精密プレス用金型,それを用いて成形した精密プレス部品について紹介し,基本的な金型設計への考え方,量産事例について述べる. 黒田精工(株)
坂西 伸一君
定  員: 40名(定員になり次第締切り.基礎編受講者を優先します.)
申込方法: <お申込みの流れ>
1.本ページ右上の「参加申し込み」よりお申し込みください.
2.お申し込み後,確認メール(自動配信)をお送りしますので内容をご確認ください.
3.開催日の3週間前位より参加券・請求書類をお送りします.
4.お支払いについては,下記<各種締切>をご参照ください.

<各種締切>
web申込み:平成29年9月15日(締め切り後は当日受付にてお申し込みください.)
キャンセル:平成29年9月15日
お支払い : 「当日払い」以外の方は,開催日前日までを目安にお支払いをお願いします.
*お支払いが間に合わない場合は,参加券・請求書に同封する「支払通知」にてお知らせいただけますと幸いです.


※定員超過の場合は,締め切り日前に受付終了となることがございますので,ご了承ください.
※参加券・請求書類が5営業日前までに届かない場合は事務局へご連絡ください.
※確認メールが届かない場合は,事務局へお問い合わせください.なお,併せて下記をご参照いただき,設定等のご確認もお願いいたします.
  『日本塑性加工学会からのメール受信(ドメイン設定)について
※キャンセルは電話では受け付けておりません.問い合わせフォーム(お問い合わせ種別:本部企画行事関係)より,キャンセルの旨と行事名,申込番号,参加者名をお知らせください.
注  意: 本講座の参加者に対する宿泊施設などの斡旋は一切行っておりませんので,各自でご手配ください.
昼食は各自でお願いします.
講演中の撮影・録音は禁止します.
基礎編を受講者された方は,申込み時に,備考欄に「○○年度基礎編受講者」とご記入ください.
・テキスト代を含みます.テキストのみの頒布はいたしません.


参加費:
参加日数 正会員・賛助会員・
協賛学協会個人会員
学 生 一 般
2日間 20,000円 8,000円 35,000円
1日間 15,000円 5,000円 25,000円
基礎編2日間受講者
(応用編2日間受講)
15,000円 6,000円 30,000円