会 場: | 日本スピンドル製造(株) 兵庫県尼崎市潮江4丁目2番30号 (正門より入場し1工場大会議室) |
交 通: | JR尼崎駅北口下車 徒歩15分またはタクシーにて |
主 催: | 日本塑性加工学会 関西支部 |
協 賛: | 日本金型工業会,日本機械学会,日本金属学会,日本材料学会,日本鍛造協会,日本鉄鋼協会,型技術協会,日本ねじ工業協会,軽金属学会,精密工学会,全国工作油剤工業組合,日本熱処理技術協会,日本鍛圧機械工業会,素形材センター,大阪金属プレス工業会 |
趣 旨: | 私たちが日常的に使用している自動車・家電・航空機・構造物などは,安心・安全・環境をベースとして塑性加工で作られた多岐に渡る幅広いねじ関連製品があります.本研修会では,地道に進化し続けているねじ部品の世界を素材・圧造・転造・熱処理・焼入剤等の観点から基礎ならびに今後の動向について紹介していただきます.また,局部加工のひとつであるフローフォーミング・スピニング加工の工場見学,講演終了後に講師との技術相談や名刺交換の機会を設けさせていただきます. |
プログラム: | ||||
開会の辞 | (9:30~9:40) | 日本塑性加工学 関西支部長 |
中村 良光君 | |
工場概況・見学 | (9:40~11:10) | 日本スピンドル製造(株) | 檜垣 孝二君 谷口 真一君 |
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講演会 | (11:10~16:20) | 司会 (株)ジェイテクト 三菱電機(株) |
迫田 克義君 関谷 卓君 |
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技術相談と名刺交換会 | (16:20~17:00) |
時 間 | 内 容 | 講 師 |
9:40~11:10 | 日本スピンドル製造(株)概況と工場見学:切粉を出さないフローフォーミング (2016-17MF大賞受賞) ・スピニング加工テスト工場と関連企業でのファスナー製造について紹介 |
日本スピンドル製造(株) 新日本ファスナー工業(株) |
11:10~11:50 | 冷間圧造用鋼の開発経緯と軟質化技術の進歩:神戸製鋼所における冷間用圧造用鋼の開発経緯,球状化焼きなましにおける軟質化技術ならびに組織形態と冷間鍛造性の関係等について紹介する. | (株)神戸製鋼所 村上 昌吾君 |
11:50~12:50 | 昼 食 ・ 休 憩 | |
12:50~13:30 | フォーマーにおけるファスナー部品成形事例と最新技術の紹介:ファスナー部品を圧造するには欠かせない設備であるフォーマー,環境への配慮を行ったファスナー部品成形事例とサカムラでの最新技術もあわせて紹介する. | (株)阪村機械製作所 遠藤 信幸君 |
13:30~14:10 | ねじ部品の技術の進化と今後の中小企業のあり方:三和鋲螺製作所における圧造機の進化により2次工程の省略や不良率の低減,フォームローリングを活かした製品精度の安定化,ならびに少子高齢化による中小企業の倉庫業務のあり方について紹介する. | (株)三和鋲螺製作所 樫本 宏志君 |
14:10~14:50 | 締結部品の熱処理と環境を考慮した熱処理技術の動向:工業用製品に用いられる重要機械部品のボルトやナットについて,特性を最大限に引き出すための熱処理方法・装置の特徴について解説し,あわせて環境問題に対応する熱処理技術の動向についても紹介する. | 光洋サーモシステム(株) 松原 周君 |
14:50~15:00 | 休 憩 | |
15:00~15:40 | 水溶性および油溶性焼入剤について:水溶性焼入剤および油溶性焼入剤の特性と使用法を解説し,現場における焼入剤の管理方法や焼入性不良への対策方法,また新規油剤開発の考え方について紹介する. | 大同化学工業(株) 中村 一寛君 |
15:40~16:20 | 転造加工および転造機の動向:特殊用途ねじ(緩み止めボルト・航空機用ボルト)およびその設備(電動化による省エネ)に関して,また転造イコールねじからの脱脚とは?(転造では今何ができるか,望まれているか) | ニッセー(株) 佐々木 大士君 |
16:20~17:00 | 技術相談 Q&A・名刺交換会:講師への技術相談や名刺交換の機会を設けます. |
定 員: | 80名(定員になり次第締切ります) 参加費:会員10,000円,一般15,000円,学生5,000円(参加費に昼食代含みます) *会場周辺には食事施設がないため昼食は準備いたします. |
申込方法: | 「関西支部第30回技術研修会参加申込」と題記し, ①氏名, ②会員資格(正・賛・学・協賛学協会,一般), ③勤務先(所属部課名・役職名), ④通信先(郵便番号・住所・電話番号・FAX番号・E-mail) ※公共交通機関をご利用ください. ※参加費は参加証,請求書を受領後に開催3日前までに指定の振込先へご送金ください. ※申込後1週間経っても受付の連絡がない場合は事務局までお問い合わせください. ※工場見学のみ,同業他社のかたの見学をお断りする場合もございますので予めご了承ください。 |
申込先: | 日本塑性加工学会 関西支部事務局 電話:090-9280-0383 FAX:06-7635-5475 E-mai:kansosei[at]mail.doshisha.ac.jp *[at]を@に変更してください |
申込締切: | 平成29年10月20日(金) |