会 場: 名古屋工業大学 2号館0211教室
[名古屋市昭和区御器所町 TEL: 052-732-2111]
アクセスマップ:https://www.nitech.ac.jp/access/print.html
交 通: JR中央本線 鶴舞駅名大病院口から東へ約400 m,地下鉄桜通線 吹上駅5 番出口から西へ約900 m
主 催: 日本塑性加工学会
協 賛: 日本金属学会,日本機械学会,軽金属学会,日本材料学会,日本鉄鋼協会,精密工学会,日本アルミニウム協会,日本マグネシウム協会,自動車技術会,日本金属プレス工業協会,素形材センター,日本鍛造協会,日本金型工業会,型技術協会
趣  旨: 近年,自動車の燃費向上に向けた取り組みが加速化していることから,自動車用の塑性加工部品に対する軽量化への要求が年々厳しくなっている.板成形分野においては超高張力鋼板を代表とする高強度材を活用した軽量化が積極的に進められている一方,鍛造分野においてはネットシェイプ化に加えて中空化や一体化を取り入れた複雑形状製品の実現に向けて新しい工法の開発が盛んに行われている.素材の高強度化や形状の複雑化は加工の難易度が高まり,延性破壊によるJR製品欠陥の発生可能性を助長する要因として作用することから,素材の破断限界を定量的に見極めてそれを回避する工程設計を提案することが開発においては重要な技術的課題となっている.本フォーラムでは,最近の素材および工法に対する延性破壊の予測技術をテーマとして,板材およびバルク材それぞれの破断限界予測に関する最新の技術動向および適用事例を紹介する.
プログラム: 開会の辞 (13:00~13:05) 日本塑性加工学会 企画委員長 占部 俊明君
  司  会   ㈱ヤマナカゴーキン 金  秀英君
時 間 内   容 講 師
13:05~14:00 バルク変形における延性破壊モデルおよび延性破壊限界の特定に向けた取り組みの現状:鍛造などのバルク材成形時の延性破壊の予測は,古くから行われているがいまだに統一的にすっきりと予測できていない.ここでは,延性破壊に対するこれまでの各種条件式や予測手法について概説し問題点を探る. 中部大学
石川 孝司 君
14:00~14:45 変位場計測に基づく有限要素法による超高張力鋼板の局所破壊ひずみと延性破壊限界の同定: 本講演では,変位場計測技術(Measurement)と有限要素法(FEM)を統合した解析手法MFEMを提案し,鋼板の局所破断ひずみと延性破壊損傷値を算出し,局所塑性変形特性や破壊メカニズムの研究に適用した 大阪大学
麻  寧緒 君
14:45~15:30 デジタル画像相関法を用いた二軸バルジ試験による自動車用鋼板の材料モデリングと成形限界解析:高精度なプレス成形シミュレーションを実現するためには,それに適用する材料モデルが重要である.成形限界解析精度を向上させる,デジタル画像相関法を援用した二軸バルジ試験法による高精度材料モデリング手法について紹介する. 岐阜大学
箱山 智之 君
15:30~15:40 休   憩   
15:40~16:20 素材の延性破壊限界の特定に向けた材料試験の現状:主に,切欠丸棒引張試験を対象とした各種延性破壊判定基準の同定方法について紹介する.初等解析ベースのBridgman法を利用する場合の方法と問題点を解説するとともに,FEM逆解析を用いる方法を紹介する. 名古屋市工業研究所
村田 真伸 君
16:20~17:00 冷間鍛造工程における延性破壊評価およびそれに基づいた改善事例の紹介:中空のシャフト部品の押し出し成形工程における延性破壊,無段変速機のプーリーの軸肥大成形工程における延性破壊の二つの事例を対象に,自動車部品の冷間鍛造成形における延性破壊評価の事例を紹介する. ジヤトコ(株)
渡邊 敦夫 君
定   員: 80名(定員になり次第締切ります.)
参 加 費: 正会員・賛助会員・協賛学協会個人会員 8,000円,学生会員4,000円,一般 12,000円, 会員外学生 6,000円
テキスト: 当日レジュメを配付いたします.
申込方法: <お申込みの流れ>
1.本ページ右上の「参加申し込み」よりお申し込みください.
2.お申し込み後,確認メール(自動配信)をお送りしますので内容をご確認ください.
3.開催日の3週間前位より参加券・請求書類をお送りします.
4.お支払いについては,下記<各種締切>をご参照ください.

<各種締切>
web申込み:2019年2月11日(締め切り後は当日受付にてお申し込みください.)
キャンセル:2019年2月11日
・お支払い : 「当日払い」以外の方は,開催日前日までを目安にお支払いをお願いします.
*お支払いが間に合わない場合は,参加券・請求書に同封する「支払通知」にてお知らせいただけますと幸いです.

※定員超過の場合は,締め切り日前に受付終了となることがございますので,ご了承ください.
※参加券・請求書類が5営業日前までに届かない場合は事務局へご連絡ください.
※確認メールが届かない場合は,事務局へお問い合わせください.なお,併せて下記をご参照いただき,設定等のご確認もお願いいたします.
  『日本塑性加工学会からのメール受信(ドメイン設定)について
※キャンセルは電話では受け付けておりません.問い合わせフォーム(お問い合わせ種別:本部企画行事関係)より,キャンセルの旨と行事名,申込番号,参加者名をお知らせください.
注  意: 講演中の撮影・録音は禁止します.