※Web開催にあたり参加者の皆様は『お申し込みの際の注意事項』をご一読くださいますようお願い致します.  
   
会 場 : Web開催
主 催 : 日本塑性加工学会(実行:東海支部)
協 賛 : 日本鉄鋼協会,素形材センター,自動車技術会,日本金属プレス工業協会,日本鍛造協会,日本鍛圧機械工業会,型技術協会,日本機械学会,日本金属学会,軽金属学会,日本トライボロジー学会,精密工学会,日本材料学会,日本複合材料学会
趣 旨 : CFRP等の複合材料は,比強度,比剛性に優れるため,金属に代わる材料として注目されています.特に近年は,CO2削減等の環境問題を解決する手段として,航空機や自動車の軽量化を目的に,部材として採用される動きも見られます.しかし,複合材料は製造コストが高く,加工が難しい等の課題もあります.このような課題をクリアするために,国内外において活発に研究開発が行われています.本シンポジウムでは,複合材料の加工技術について,研究開発の動向,製品化への動き,および,実用化に向けた課題等を紹介します.
プログラム : 開会の辞 (10:00~10:05) 日本塑性加工学会東海支部長 小森 和武君
  午前の部 (10:05~11:50) 司会  三菱重工業(株) 山田 毅君
  午後の部 (12:50~14:35) 司会  三菱自動車工業(株) 石田 芳生君
    (14:50~16:35) 司会  大同特殊鋼(株) 伊藤 樹一君
時 間 内     容 講  師
10:05~10:40 長繊維強化熱可塑性プラスチックの成形加工および物性評価:名古屋大学ナショナルコンポジットセンターにおいて量産自動車への適用を目指して開発を進めているLFT-D成形法およびその接合技術,物性評価手法について学術研究成果を交えながら紹介する. 名古屋大学
市来 誠君
10:40~11:15 CFRPの接合について:自動車市場で開発が進められている低コストで軽量化が達成できるマルチマテリアル化においては,異種材料間の接合技術がキーとなる.本講演では,中でも軽量化素材として期待されているCFRPの接合技術について紹介する. 東レ(株)
光岡 秀人君
11:15~11:50 CFRPの自動車車体への適用:性能の向上,装備の充実,電動化等により,自動車の重量は増加し続けており,軽量は引き続き重要なテーマで有る.本講演では自動車車体の軽量化手法におけるCFRPの位置づけ,適用の考え方,実用化事例,課題と今後の展望等について紹介する. トヨタ自動車(株)
三国  敦君
11:50~12:50 昼    食   ・   休    憩  
12:50~13:25 複合材成形CAE技術の最新動向:軽量化のために技術開発・適用が進んでいる複合材の,プレス成形,RTM成形などの各種成形CAE技術(流動解析,繊維配向解析,異方性構造解析など)の最新動向を紹介する. 東レエンジニアリングDソリューションズ(株)
山川 耕志郎君
13:25~14:00 航空機CFRP構造の軽量化を可能とする最適積層設計技術:本講演では,最適積層設計された航空機CFRP構造を実現可能な自動積層技術に着目し,JAXA航空技術部門で実施された実証研究成果や海外の最新動向について紹介する. 宇宙航空研究開発機構
青木 雄一郎君
14:00~14:35 航空機へのCFRP適用及び成形・接合技術概論:航空機には軽量化に対する強いニーズから長年に渡って複合材料が適用されてきた.本講演では複合材適用事例とともに,その成形・接合技術について紹介する. 三菱重工業(株)
山下 政之君
14:35~14:50 休    憩  
14:50~15:25 CFRTPの分析技術の構築:非連続炭素繊維を強化繊維とするCFRTPの物性は繊維長,繊維配向,繊維・樹脂の分散状態に依存する.そのためこれらを分析する技術が重要である.ここでは汎用装置を用いた繊維長,繊維配向の分析手法,分散性の評価方法について紹介する. 名古屋大学
山中 淳彦君
15:25~16:00 金属とCFRPの直接接合:金属表面に金属基材と合金化した隆起微細構造をレーザクラッディング工法により形成し(PMS処理),CFRPを含むプラスチックと熱圧着することで高強度な直接接合が可能になる.PMS処理方法とCFRPとの接合事例を概説する. 輝創(株)
前田 知宏君
16:00~16:35 複合材料を用いたAdditive Manufacturingについて:Additive Manufacturing(AM)は3Dプリンタとも呼ばれる,材料を付加的に積層する製造プロセスである.本講演では複合材料を使用可能なAM技術について,近年の開発動向を紹介する. 三菱重工業(株)
井野元 誠君
16:35~17:00 総 合 討 論 及び 個 別 相 談
司会 豊橋技術科学大学 安部 洋平君
 
定   員 : 80名(定員になり次第締切ります.)
参加費 :  
正会員・賛助会員・
協賛学会員個人会員
学生会員 一 般
(会員外学生は半額)
10,000円 5,000円 15,000円
・参加費にはいずれもテキスト代を含みます. 
・テキストのみはご希望の方は,行事終了後残部があれば対応いたします. 
申込方法 : <お申込みの流れ>
1.『お申込みの際の注意事項』をご一読ください.
2.本ページ右上の「参加申し込み」よりお申し込みください.
3.お申し込み後,確認メール(自動配信)をお送りしますので内容をご確認ください.
4.お申込み受付後、順番に請求書をお送りいたします.
5.締切後に参加証・テキスト類・参加についてのご案内を発送致します.またメールにて当日の配信URLをお送りします.
6.お支払いについては,下記<各種締切>をご参照ください.

<各種締切>
申込み締切  :2021年9月20日(月)
キャンセル受付締切:2021年9月20日(月)
・お支払い期限 :開催日前日までを目安にお支払いをお願いします.
*お支払いが期限までに間に合わない場合は,請求書に同封する「支払通知」にてお知らせいただけますと幸いです.

※「当日払い」は対応いたしかねますので,お申込みの際は「当日払い」を選択しないでください.
※定員超過の場合は,締切日前に受付終了となることがございますので,ご了承ください.
※申込後、確認メールが届かない場合は,事務局へお問い合わせください.なお,併せて下記をご参照いただき,設定等のご確認もお願いいたします.
  『日本塑性加工学会からのメール受信(ドメイン設定)について
※キャンセルは電話では受け付けておりません.問い合わせフォーム(お問い合わせ種別:本部企画行事関係)より,キャンセルの旨と行事名,申込番号,参加者名をお知らせください.
注   意 : Web開催とします.Web開催にあたり参加者の皆様は,学会ホームページ記載の『お申し込みの際の注意事項』をご一読くださいますようお願い致します.当日の接続に関するトラブルは,十分にサポートできない場合がありますので,予めご了承をお願いします.最新の情報は学会ホームページでお知らせします.