※Web開催にあたり参加者の皆様は『お申し込みの際の注意事項』をご一読くださいますようお願い致します.  
   
会 場: Web開催(最新の情報は学会ホームページでお知らせします)
主 催: 日本塑性加工学会
協 催: 日本機械学会,日本材料学会,日本鉄鋼協会,日本金属学会,軽金属学会,精密工学会,自動車技術会,日本金属プレス工業協会
趣 旨: 近年の塑性力学および塑性加工技術の発展は目を見張るものであり,特に計算機や計測器,制御技術の発展に伴い高精度なシミュレーションや高品質を達成する加工技術が求められている.一方,開発に必要なツールのブラックボックス化が進み,原理原則に立脚した解釈・分析能力が失われることが懸念される.そこで,塑性力学,塑性加工の発展を支えてきた各分野の先達に,塑性力学の成り立ちや塑性加工技術発展の歴史を踏まえながら研究成果と,若手技術者,研究者へ向けた未来展望を講演いただく.
プログラム: 開会の辞(13:00~13:10) 日本塑性加工学会 企画委員長 白鳥 智美君
  司  会 中部大学 濱崎 洋君
時  間 内       容 講   師
13:10~14:00 圧延理論と技術の発展:圧延理論はアメリカでの産業革命的な鉄鋼業の発展に伴って展開され,より薄く,幅の広い鋼板のニーズの高まりとともに発展してきた.日本においても板圧延技術は主として米国から導入されるとともに,圧延理論も官学で導入がおこなわれてきた.その後特に断面プロフィル,形状の理論的な検討は,1960年代から日本を中心に発展し,コンピュータの適用によって定量的な精度も向上している.これらの理論の発展の過程を概観する. 東北大学名誉教授
藤田 文夫君
14:10~15:00 有限要素法の技術と発展:有限要素法(FEM)は1950年代後半から米国の軍事研究として始まり,1960年代前半まで秘匿されていた.筆者は1970年代初めに弾塑性FEMで押出し解析を行い,剛塑性FEMの開発へと進んだ.1980年代には剛塑性FEMのソフトを開発して各種塑性加工へ適用し,1990年代からは新加工法の開発に用いた.ここでは,FEMの原理と筆者の経験を説明する. 大阪大学名誉教授
小坂田 宏造君
15:10~16:00 鍛造理論と技術の発展:大量生産に適した生産加工プロセスとして発達してきた鍛造加工について歴史を振り返り,技術面と理論面で重要と思われる項目について紹介し,これからの動向について考察する. 名古屋大学名誉教授
石川 孝司君
16:10~17:00 板材成形シミュレーションのための材料モデルの発展:板材成形シミュレーションの高精度化のための塑性理論の発展がめざましい.本講演では,とくに材料モデル(異方性降伏関数,移動硬化モデル・異方硬化モデルによるバウシンガー効果の表現など)と成形限界クライテリオンに焦点を当てて,その発展の歴史を概括し,現状と展望について述べる. 広島大学名誉教授
㈱CEM研究所
吉田 総仁君
17:00~17:10 総合質疑
司会 中部大学  濱崎 洋
 
定 員: 50名(定員になり次第締切ります.)
参加費: 正会員・賛助会員・協賛学協会個人会員 8,000円,学生会員4,000円,一般 12,000円(学生:半額)
テキスト: 開催前日までにレジュメを配布いたします.
申込方法: <お申込みの流れ>
1.『お申込みの際の注意事項』をご一読ください.
2.本ページ右上の「参加申し込み」よりお申し込みください.
3.お申し込み後,確認メール(自動配信)をお送りしますので内容をご確認ください.
4.お申込み受付後、順番に請求書をお送りいたします.
5.締切後に参加証・テキスト類・参加についてのご案内を発送致します.またメールにて当日の配信URLをお送りします.
6.お支払いについては,下記<各種締切>をご参照ください.

<各種締切>
申込み締切  : 2021年12月7日
キャンセル受付締切 : 2021年12月7日
・お支払い期限 :開催日前日までを目安にお支払いをお願いします.
*お支払いが期限までに間に合わない場合は,請求書に同封する「支払通知」にてお知らせいただけますと幸いです.

※「当日払い」は対応いたしかねますので,お申込みの際は「当日払い」を選択しないでください.
※定員超過の場合は,締切日前に受付終了となることがございますので,ご了承ください.
※申込後、確認メールが届かない場合は,事務局へお問い合わせください.なお,併せて下記をご参照いただき,設定等のご確認もお願いいたします.
  『日本塑性加工学会からのメール受信(ドメイン設定)について
※キャンセルは電話では受け付けておりません.問い合わせフォーム(お問い合わせ種別:本部企画行事関係)より,キャンセルの旨と行事名,申込番号,参加者名をお知らせください.
注意: Web開催とします.講演中の撮影・録音は禁止します.最新の情報は学会ホームページでお知らせします.