日 時: 2022年6月23日(木),7月1日(金),13日(水)
  いずれの開催日も16:00~17:00
会 場: Web開催.最新の情報は学会ホームページでお知らせします.
主 催: 日本塑性加工学会 医療材料加工分科会
趣 旨: 世界的規模で急速な高齢化が進む中,適切な治療による患者の早期社会復帰と自立できる高齢者の割合を増やすことが望まれています.治療に当たり種々の医療機器が体内・外に装着され,医療機器の技術開発も活発化しています.本セミナーでは,大学発および企業独自のものづくり技術を活かしてどのように医療機器開発に貢献していくかについて紹介します.本セミナーでは,生体吸収性マグネシウム合金の塑性加工技術の医療機器への応用,また医療機器(歯科用インプラント)の法令要求事項と開発事例,金属積層造形における最短造形に関して実際の事例を交えた幅広い話題を提供します.特に活性化基金の支援のもと,研究会はWeb開催の利点を活かし,スポットWebセミナーシリーズとして3回にわたって開催します.参加しやすいように夕方の時間帯に設定しておりますので奮ってご参加ください.
内 容:  
  1) 第1回 6月23日(木) 16:00~17:00
  「細管材のチューブハイドロフォーミングと浸漬および流体中のマグネシウムの腐食について」
  医療機器を含めて構造部材としも管材の用途はとても広く,チューブフォーミングの適用によって所望の形状を得るための工夫が多くなされている.微細間特有の問題と課題を整理して,現在の取り組みを紹介する.また医療機器の材料の候補の一つであるマグネシウムを対象とした腐食について、浸漬と流れ(管材)による影響も紹介する.
  芝浦工業大学  吉原 正一郎君
   
  2) 第2回 7月1日(金) 16:00~17:00
  「医療機器(歯科用インプラント)の法令要求事項と開発事例」
  医療機器の承認審査制度・法令要求事項・PMDA相談制度等について,歯科用インプラントの開発事例をもとに紹介する.
  ㈱プラトンジャパン  廣瀬 英一君
   
  3) 第3回 7月13日(水) 16:00~17:00
  「金属積層造形における最短造形時間」
  金属積層造形法では従来の加工法では作製できない複雑な形状が造形できるが,①材料内部に欠陥が内包されやすい,②製造時間が長い,という課題がある.
  健全な材料を最短時間で造形可能な造形パラメータの組み合せを簡易な実験から検討する手法を開発した.
  島根大学次世代たたら協創センター  沓掛 あすか君
   
定 員: 50名 (定員になり次第締切ります.)
参加費: 無料(会員・非会員問わず)
申込方法: 「医療材料加工分科会 第7回研究会 申込み」と題記し,
(1)氏名,
(2)勤務先・所属,
(3)通信先(所在地,電話番号,FAX番号,E-mail),
(4)会員資格:日本塑性加工学会会員(正会員,名誉会員,学生会員,賛助会員)および所属分科会,
(5)参加を希望する日時
を明記のうえ,各回に設定された締切までにE-mailにて下記までお申込みください.1度にすべての回の参加申込をしても構いません.
  1) 6月23日(木)の参加申込締切:6月20日(月)
  2) 7月1日(金)の参加申込締切:6月28日(火)
  3) 7月13日(水)の参加申込締切:7月10日(日)
申込先: 東京大学生産技術研究所 古島 剛宛
  E-mail:tsuyoful[at]iis.u-tokyo.ac.jp *[at]を@に変更してください
   
注 意: Cisco 社 Webex を使用したオンライン開催とします.講演中の撮影・録音は禁止します.接続先URLは申込者にお知らせします.当日の接続に関するトラブルは,十分にサポートできない場合がありますので,予めご了承をお願いします.