会 場: Web開催.最新の情報は学会ホームページでお知らせします.
主 催: 日本塑性加工学会 医療材料加工分科会
趣 旨: 世界的規模で急速な高齢化が進む中,適切な治療による患者の早期社会復帰と自立できる高齢者の割合を増やすことが望まれています.治療に当たり種々の医療機器が体内・外に装着され,医療機器の技術開発も活発化しています.本セミナーでは,大学発および企業独自のものづくり技術を活かしてどのように医療機器開発に貢献していくかについて紹介します.本セミナーでは,医療機器部品への応用の可能性を秘めた積層造形と転造技術の歴史から最新事例を交えた幅広い話題を提供します.特に活性化基金の支援のもと,研究会はWeb開催の利点を活かし,スポットWebセミナーシリーズとして3回にわたって開催します.参加しやすいように夕方の時間帯に設定しておりますので奮ってご参加ください.
内 容:  
1) 第1回 2022年12月26日(月) 16:00~17:00 
「金属3Dプリンタ活用上のポイント【留意点と金属部品・金型の斬新な造形技術・事例および今後の展開について】」 
世界トップシェアのEOS社製金属3Dプリンタを4基導入し,常に次世代を担う新製品,新市場の開拓と低コスト・高品質化に挑み従来工法や他社では不可能な革新的金属部品や金型を創出し,全国からの造形依頼に24時間体制で取り組んでいる.今回は進化する積層造形技術の最前線,他社と大きく差別化を図った造形事例,金属造形に不可欠な基礎知識や様々な造形方法・技術,活用事例,メリット・デメリットなど金属積層造形について説明する. 
㈱J・3D  高田 真君 
   
2) 第2回 2023年1月19日(木) 16:00~17:00 
「3Dプリンターの歴史とその未来」 
“3Dプリンター”という名前で有名になった3次元積層造形.しかし,“3Dプリンター”は当初,ある造形方法を示す名前であった.そしてあまり知られていないが,実は3次元積層造形法の発明者は日本人であった,など3Dプリンターの歴史を紹介する.また,3Dプリンターを活用するために絶対不可欠なDfAMについても紹介する. 
岐阜大学  阿部 史枝君 
   
3) 第3回 2023年1月25日(水) 16:00~17:00 
「転造による複雑形状部品の加工(フォームローリング)と最新の転造機の紹介」 
従来転造機はねじの転造に使用されることが多いが,ねじの製造以外に,円筒ブランクを1対のダイスで転がしながら,さまざまな形状に塑性変形させる工法をフォームローリングと呼ぶ.弊社では,約30年前よりこの工法に着目し,フォームローリング金型および,転造機の製造・販売を行い,お客様のニーズに応えてきた.フォームローリングの説明および最新の転造機等の事例詳細を紹介する. 
㈱三明製作所  野中 善夫君 
定 員: 50名(定員になり次第締切ります.)
参加費: 無料(会員・非会員問わず)
申込方法: 「医療材料加工分科会 第9回研究会 申込み」と題記し,
(1)氏名,
(2)勤務先・所属,
(3)通信先(所在地,電話番号,FAX番号,E-mail),
(4)会員資格:日本塑性加工学会会員(正会員,名誉会員,学生会員,賛助会員)および所属分科会,
(5)参加を希望する日時
を明記のうえ,各回に設定された締切までにE-mailにて下記までお申し込みください.1度にすべての回の参加申込みをしても構いません.
  1) 12月26日(月)の参加申込締切:12月22日(木)
  2) 1月19日(木)の参加申込締切:1月16日(月)
  3) 1月25日(水)の参加申込締切:1月20日(金)
申込先: 東京大学生産技術研究所 古島 剛宛
  E-mail:tsuyoful[at]iis.u-tokyo.ac.jp *[at]を@に変更してください
注 意: Cisco社webexを使用したオンライン開催とします.講演中の撮影・録音は禁止します.接続先URLは申込者にお知らせします.当日の接続に関するトラブルは,十分にサポートできない場合がありますので,予めご了承をお願いします.