会場: 名古屋大学 東山キャンパス 豊田講堂・シンポジオン
[名古屋市千種区不老町 TEL052-789-5345]
URL: http://www.nagoya-u.ac.jp/access-map/higashiyama/congre.html D3⑤の建物
交通: 地下鉄名城線名古屋大学駅2番出口
主催: 日本塑性加工学会(実行:鍛造分科会)
協賛: 軽金属学会,精密工学会,日本機械学会,型技術協会,日本アルミニウム協会,日本鉄鋼協会,自動車技術会,日本鍛造協会,日本ねじ工業協会,アルミニウム鍛造技術会
趣旨: 様々な環境対応が求められる中、CO2排出低減の目標は今後さらに厳しくなり、部品軽量化は自動車関連各社の大きな課題である.本シンポジウムでは,環境対応につながる軽量化をキーワードに各国の鍛造部品の精度と形状・強度の変化に関する動向,自動車メーカ,部品加工メーカ,金型メーカ,非鉄金属加工メーカの取り組みと合理的な生産ラインについて最近の事例と今後の可能性を紹介していただきます.また,それらを支える設備メーカから設備の有効的な利用方法も紹介して頂き,環境に対応する軽量化技術の今後についての方向性を討論致します.
プログラム: 開会の辞 (9:50~10:00)              日本塑性加工学会鍛造分科会主査 北村 憲彦君
午前の部(10:00~12:00) 司会  静岡大学    早川 邦夫君
午後の部(13:00~17:00) 司会  コマツ産機   山道  顕君
時  間 内        容 講   師
10:00~10:40 グローバルでみた鍛造部品の形状・精度の変化と軽量化技術:1950年代から導入され始めた冷間鍛造技術の歴史と,ヨーロッパ,アメリカ,アジアなどグローバル市場において注目される軽量化技術とその動向について,紹介する. 大阪大学名誉教授
小坂田宏造君
10:40~11:20 軽量化に寄与する鍛造技術:金属材料の組織制御,加工プロセス,摩擦制御など様々な観点からみた軽量化に寄与する総合的な鍛造技術の動向と,今後日本が取り組むべき課題について紹介する. 大同大学
五十川幸宏君
11:20~12:00 自動車における部品の軽量化と鍛造技術革新の取り組み:新車CO2排出量低減のための部品軽量化において,製品SE(同期設計)と型寿命向上などの鍛造技術革新の取組みについて紹介する. トヨタ自動車㈱
間 政博君
12:00~13:00 昼     食     ・     休     憩  
13:00~13:40 ユニットメーカが考える部品軽量化とその適応技術:自動変速機に使用されるユニット部品について,部品の軽量化アイテムやCO2排出削減(歩留まり向上)の事例を鍛造,プレス,回転成形と幅広い領域での適応事例を紹介する. ㈱アイシン・エィ・ダブリュ
新井 慎二君
13:40~14:20 非鉄金属を活用した部品軽量化の技術動向:二輪,自動車の鍛造品に使用される高強度なアルミニウム合金鍛造プロセスと,当社の好塑化鍛造技術をマグネシウム合金へ採用した鍛造事例も紹介する. 宮本工業㈱
手塚 洋志君
14:20~15:00 軽量化を目指した冷間鍛造分野の技術動向:冷間鍛造製品の中空化や歯型形状のネットシェイプ化といった軽量化に向けた市場ニーズに対応するための新しい鍛造技法および金型設計に関する技術動向を開発事例に基づいて紹介する. ㈱ヤマナカゴーキン
金   秀英君
15:00~15:10 休     憩  
15:10~15:50 板鍛造による部品軽量化技術:中厚板を素材とした板鍛造技術の特徴,板鍛造に適した部品形状,板鍛造による軽量化技術の事例について紹介する. 岐阜大学
王   志剛君
15:50~16:30 省エネを目指した鍛圧機械の最新動向:鍛造加工品,板金加工品の軽量化を支える最新設備とその有効的な利用方法を紹介する.また,設備のサーボ化による省エネ事例も紹介する. コマツ産機㈱
河本基一朗君
16:30~17:00 総合討論:   司  会  五十川 幸宏君  
定員: 100名(定員になり次第締切ります.)
申込方法: 右上の”参加お申し込み”よりお申し込みください.
・web 上の参加申し込みは,7月26日に締め切りますので,締切後は当日受付にてお申し込みください.
なお,定員超過の場合は,締切日前に受付終了となることがございますので,ご了承ください.
・開催日の3週間前位から請求書・参加券をお送りします.5営業日前までに届かない場合は,事務局へご連絡ください.
・キャンセルは7月28日迄受付いたします.
※キャンセルは電話では受付ておりません.問い合わせフォーム(本部企画行事関係)より,キャンセルの旨と行事名,申込番号,参加者名をお知らせください.
注意: 昼食は各自でお願いします.また講演中の撮影・録音は禁止します.
事前申込(7月26日必着) 7月27日~当日
会員・賛助会員
協賛学協会個人会員
8,000円 10,000円
一 般 12,000円 15,000円
学 生 4,000円 5,000円
・参加費にはいずれもテキスト代含みます.7月26日(必着)までにお申込み下さい.
・テキストのみは行事終了後残部があれば対応いたします.