会 場: | 日本大学理工学部駿河台校舎1号館2階121会議室 |
[東京都千代田区神田駿河台1-8-14] | |
交 通: | JR中央・総武線「御茶ノ水」駅 下車徒歩3分,東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅 下車徒歩3分,東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅 下車徒歩5分 |
会場へのアクセス http://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/google.html | |
共 催: | 日本塑性加工学会(実行:プロセッシング計算力学分科会,板材成形分科会),日本材料学会 |
協 賛: | 軽金属学会,日本金属学会,精密工学会,日本鉄鋼協会,日本機械学会,日本金属プレス工業協会,自動車技術会,素形材センター,日本鍛造協会,日本鍛圧機械工業会,日本伸銅協会,日本アルミニウム協会,日本計算工学会,型技術協会 |
趣 旨: | 環境負荷低減および燃費向上のために,今後もさらに自動車の車体部品の高強度化が進められると考えられます.材料の高強度化が進むほど,スプリングバックが増加し,目的の形状を成形する金型形状検討の困難度が増加します.また,NEDOの革新的新構造材料等研究開発プロジェクトでは,平成26年度から年間約40億円の予算で材料革新が積極的に進められており,鋼板の高強度化が加速されています.以上のことから,金型設計では成形性の予測技術として有限要素法を適用した板成形シミュレーションの必要性が今後さらに拡大すると思われます.そこで,現状の板成形シミュレーション技術の現状を把握し,今後の研究開発の方向性を論議します. |
プログラム: | 開会の辞 | (13:00~13:05) | プロセッシング計算力学分科会主査 | 湯川 伸樹君 |
司 会 | (13:00~16:35) | 静岡大学 | 吉田 健吾君 |
時 間 | 内 容 | 講 師 |
13:05~13:45 | 降伏条件と流れ則の成立史-変形と流動の往還-:最新の塑性モデル解説の前段として,塑性構成式の成立の経緯を歴史的な視点から解説し,降伏条件や流れ則といった構成要素の基礎概念について述べる. | 日本工業大学 瀧澤 英男君 |
13:45~14:25 | 金属鋼板の異方硬化の定式化と数値シミュレーション: 解析の精度向上には,材料の加工硬化モデルの向上が必要である.そこで,等方硬化および異方硬化の概説から異方硬化のモデリングの方法を解説する. | 東京農工大学 桑原 利彦君 |
14:25~15:05 | 金属板材の変形挙動予測のための結晶塑性モデリング:結晶塑性解析は,結晶粒レベルの微視的な変形から巨視的な変形挙動を予測する技術であり,金属板の成形シミュレーション精度の向上をもたらす技術として注目されている.講演では,結晶塑性解析による変形挙動予測の現状と今後の展望を概説する. | 京都大学 浜 孝之君 |
15:05~15:15 | 休 憩 | |
15:15~15:55 | 成形シミュレーションを利用したプレス工程最適化の動向:板成形シミュレーションは,部品試作の代替技術として使用可能となってきている.そこで,最適化技術と融合することにより,成形プロセスの自動設計が可能となる.講演では,プレス成形における工程最適化技術について概説する. | 広島大学 日野 隆太郎君 |
15:55~16:35 | 面ひずみシミュレーションの進歩: 面ひずみは,自動車のハンドルエンボス周り等に発生する微小なゆがみであるが,意匠パネルでは問題となる不具合である.ここでは,板成形シミュレーションを活用した面ひずみの予測技術の現状と今後について述べる. | 大同大学 蔦森 秀夫君 |
16:45~19:00 | 懇親会(参加希望者はWEB申込の際にお申し込みください.) |
定 員: | 50名(定員になり次第締切ります.) |
テキスト: | 当日レジュメを配布いたします. |
申込方法: | 本ページ右上の,「参加申し込み」よりお申し込みください. ・web 上の参加申し込みは,12月9日に締め切りますので,締め切り後は当日受付にてお申し込みください. なお,定員超過の場合は,締め切り日前に受付終了となることがございますので,ご了承ください. ・開催日の3週間前位から請求書・参加券をお送りします.5営業日前までに届かない場合は事務局へご連絡ください. ・キャンセルは12月9日まで受付いたします. ・キャンセルは電話では受け付けておりません.問い合わせフォーム(本部企画行事関係)より,キャンセルの旨と行事名,申込番号,参加者名をお知らせください. |
注 意: | 講演中の撮影・録音は禁止します. |