会 場: 刈谷市産業振興センター 604会議室
[愛知県刈谷市相生町1丁目1番地6 電話:0566-28-0555]
ホームページ: https://www.city.kariya.lg.jp/shisetsu/sangyokeizai/sangyokoshinsenta/
交 通: JR刈谷駅(北口)・名鉄刈谷駅(北口)から徒歩3分
主 催: 日本塑性加工学会(共催:日本塑性加工学会プロセス・トライボロジー分科会)
協 賛: 日本トライボロジー学会,日本金属学会,日本機械学会,軽金属学会,日本材料学会,日本鉄鋼協会,精密工学会,日本アルミニウム協会,日本マグネシウム協会,自動車技術会,日本金属プレス工業協会,素形材センター,日本鍛造協会,日本金型工業会
趣 旨: 鍛造技術の高度化と共に発展してきたトライボロジー技術は,エコフレンドリー(eco-friendly)と称される環境への配慮を重視する思想が産業全般に広がり定着しつつある昨今の傾向を受け,大きくその流れを変えてきている.一方,ネットシェイプ(net-shape)化が進み,年々複雑化していく鍛造製品に対応するための潤滑剤に対する市場のニーズも一層高まっている状況である.このような背景から,より環境に優しく既存の潤滑性能を上回る新しい潤滑方法や潤滑剤の実現,また潤滑条件を的確に評価するための新しい試験方法とシミュレーション技法の提案に向けて活発な研究開発が行われている.本フォーラムでは,冷間・温熱間鍛造の高度化を支えるトライボロジー技術の現在の動向と今後の展望について紹介する.
プログラム: 開会の辞 (13:00~13:10) 日本塑性加工学会 企画委員長 蔦森 秀夫君
司  会 (株)ヤマナカゴーキン 金  秀英君
時 間 内   容 講 師
13:10~13:50 鍛造トライボロジーの研究開発・技術の変遷・課題と展望:冷間鍛造および温・熱間鍛造におけるトライボロジーの研究開発と技術について,トライボロジー特性の研究から,熱間鍛造用潤滑剤の開発,および冷間鍛造用潤滑剤の開発までの現状と課題を整理し,今後の展望について考察してみたい. 静岡大学
中村 保 君
13:50~14:30 熱間鍛造用潤滑剤のトライボロジー性能評価法の考案:熱間鍛造では型寿命向上や材料流動促進が求められ,そのための高性能な潤滑剤が必要とされている.その開発を支援する評価技術として,低速熱間リング圧縮試験法および熱間テーパープラグ通し試験法を考案した. 豊田工業高等専門学校
淺井 一仁 君
14:30~15:10 冷間鍛造における摩擦条件の評価方法:冷間鍛造に適用可能な環境対応潤滑剤の開発とともに,その性能を評価するために提案されてきた摩擦試験法について,それらの特徴,適用事例や,近年の国際冷間鍛造グループ(ICFG)における国際的な取組について紹介する. 静岡大学
早川 邦夫 君
15:10~15:20 休   憩  
15:20~16:00 温・熱鍛用潤滑離型剤とプレコート剤:黒鉛系離型剤から白色系に切り替える際に考慮すべき点や,離型剤が非乾燥皮膜状態での潤滑性の確保などについて述べる.また,加熱前のビレットに塗布し,スケール低減,溶着防止,などの働きを持つプレコート剤について紹介する. 大同化学工業(株)
池田 修啓 君
16:00~16:40 潤滑油の相転移を活用した鍛造加工油の性能評価:潤滑油には高圧下で相転移するものがあることが知られており,板金プレス加工における一定の加工条件で,それらの油剤は大幅に加工性を向上させることがある.本技術を用いて調整した油剤を鍛造加工用に検討したので紹介する. 出光興産(株)
谷野 順英 君
16:40~17:20 冷間鍛造における潤滑皮膜剤とその動向:冷間鍛造現場を支えてきた化成皮膜系潤滑処理から,環境保全や潤滑処理工程の飛躍的短縮を実現する一液型潤滑剤への置き換え検討が国内外で進んでいる.ここでは冷間鍛造で用いる潤滑皮膜の変遷と一液型潤滑剤の実用状況などについて紹介する. 日本パーカライジング(株)
小見山 忍 君
定  員: 60名(定員になり次第締切ります.)
テキスト: 当日レジュメを配付いたします.
申込方法: <お申込みの流れ>
1.本ページ右上の「参加申し込み」よりお申し込みください.
2.お申し込み後,確認メール(自動配信)をお送りしますので内容をご確認ください.
3.開催日の3週間前位より参加券・請求書類をお送りします.
4.お支払いについては,下記<各種締切>をご参照ください.

<各種締切>
web申込み:平成29年10月9日(締め切り後は当日受付にてお申し込みください.)
キャンセル:平成29年10月9日
お支払い : 「当日払い」以外の方は,開催日前日までを目安にお支払いをお願いします.
*お支払いが間に合わない場合は,参加券・請求書に同封する「支払通知」にてお知らせいただけますと幸いです.


※定員超過の場合は,締め切り日前に受付終了となることがございますので,ご了承ください.
※参加券・請求書類が5営業日前までに届かない場合は事務局へご連絡ください.
※確認メールが届かない場合は,事務局へお問い合わせください.なお,併せて下記をご参照いただき,設定等のご確認もお願いいたします.
  『日本塑性加工学会からのメール受信(ドメイン設定)について
※キャンセルは電話では受け付けておりません.問い合わせフォーム(お問い合わせ種別:本部企画行事関係)より,キャンセルの旨と行事名,申込番号,参加者名をお知らせください.
備  考: プロセス・トライボロジー分科会委員は,申込み時にその旨を備考欄に記載して下さい.
注  意: 講演中の撮影・録音は禁止します.
参 加 費:
正会員・賛助会員・協賛学協会個人会員 6,000円,学生会員3,000円,一般 9,000円
※プロセス・トライボロジー分科会委員は,申込み時にその旨を備考欄に入力して下さい.