会 場: | 日本大学理工学部 駿河台キャンパス8号館4階843教室 [〒101-8308 東京都千代田区神田駿河台1-5-2] 電話:03-3259-0514(庶務課) https://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/surugadai/ |
交 通: | JR中央線御茶ノ水駅徒歩3分,東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅徒歩5分 |
主 催: | 日本塑性加工学会 接合・複合分科会 |
協 賛: | 東京・南関東支部,東関東支部,北関東・信越支部 |
趣 旨: | 最近の自動車産業の話題としてEU諸国,中国を中心とした電気自動車へのシフトならびに国内メーカにおける脱ディーゼルの動き,AI・IoT技術導入による自動運転化に向けた急速的な流れが生じています.自動車産業において大きな変革の兆しが見られる中,軽量化に向けたニーズや期待も今にも増して大きくなり,金属材料や樹脂材料,CFRP等を含むマルチマテリアル化への対応が急がれます.接合技術はマルチマテリアル化の鍵を握る技術であり,素材を活かした鋳造・接着・機械的締結の先進的な取組みを紹介します. |
内 容: | |
(13:00~13:05) | 開会の挨拶 |
接合・複合分科会主査 山崎 栄一君 | |
(13:05~13:55) | 1. 「自動車軽量化のためのアルミニウム合金材の接合技術」 |
(株)神戸製鋼所 今村 美速君 | |
概要:自動車の車体や部品にアルミニウム合金材を適用する際に有効となる様々な接合法について実用例をもとに留意すべき点や接合品質レベルを示しつつ解説します.また樹脂射出によるアルミニウム合金材の接合工法について探索と可能性検証の事例を紹介します. | |
(13:55~14:45) | 2. 「自動車軽量化のためのボディ・シャシー部品に用いられるダイカストとその溶接・接合方法」 |
リョービ(株) 駒崎 徹君 | |
概要:アルミニウム合金ダイカストは大型で複雑な形状を作製可能という利点から,自動車軽量化の観点から欧州車を中心としたボディ・シャシー部品の剛性の必要な部位や多数の部品で構成される部位に利用され始ました.これら部品に必要な機械的性質や接合特性を満たすために工法・材料などを開発した新しいダイカスト技術や溶接・接合方法を紹介します. | |
(14:45~14:55) | <休 憩> |
(14:55~15:45) | 3. 「自動車軽量化,xEV化に寄与する接着剤技術」 |
スリーエム ジャパン(株) 今村 健吾君 | |
概要:次世代の自動車づくりとして低燃費を目的とした軽量化のためのマルチマテリアル化やハイテン材の利用が進行してます.接合において接着剤の役割が益々重要になってきております.リサイクル性やxEV化のトレンドの中で接着剤に要求される性能とそれを目的とした活動も述べます. | |
(15:45~16:35) | 4. 「セルフピアスリベットによる自動車用途アルミニウムと高張力鋼の接合技術」 |
ポップリベット・ファスナー(株) 内藤 暢治君 | |
概要:燃費と顧客満足度向上の背反目標を達成しながら車両軽量化が加速してます.アルミニウム合金や高張力鋼等軽量材料は適材適所に用いられるが,これら異種材の接合は困難です.SPR(Self Piercing Riveting)は異種材接合をスポット溶接並みの高い締結強度で実現します.SPR締結事例とともに,締結設備を含めた品質管理手法について紹介します. | |
(16:35~16:40) | 事務連絡 |
定 員: | 60名 |
参加費: | 分科会員:無料, |
東京南関東支部・東関東支部・北関東信越支部会員:2,000円, | |
日本塑性加工学会員:4,000円(学生:2,000円),一 般:8,000円 | |
申込方法: | 「第94回接合・複合分科会研究会参加希望」と題記し, (1)氏名, (2)会員資格(東京南関東支部,東関東支部,北関東信越支部の方は,その旨記してください), (3)所属, (4)連絡先 を明記の上,E-mail等で下記へお申し込みください. |
申込締切: | 平成29年12月1日(金) |
申込先: | 〒196-8610東京都町田市玉川学園6-1-1 玉川大学工学部エンジニアリングデザイン学科 川森 重弘 宛 電話:042-739-8352 FAX :042-739-8858 E-mail:kawamori[at]eng.tamagawa.ac.jp *[at]を@に変更してください |