会 場: | 同志社大学 今出川キャンパス 寒梅館 地下A会議室 [京都市上京区今出川通り烏丸東入,TEL:090-9280-0383(日本塑性加工学会 関西支部事務局)] (アクセスマップ:https://www.doshisha.ac.jp/information/campus/access/imadegawa.html) |
交 通: | 京都市営烏丸線 今出川駅すぐ |
主 催: | 日本塑性加工学会(実行:関西支部) |
協 賛: | 日本機械学会,精密工学会,軽金属学会,日本材料学会,日本金属プレス工業協会,型技術協会,日本設計工学会,日本デザイン学会,大阪デザインセンター,日本インテリア学会,日本経営システム学会,日本経営工学会,関西生産性本部,日本人間工学会 |
趣 旨: | 本シンポジウムでは,これからの塑性加工を考えるために,生産者側の「品質や生産性の向上」のための「ものづくり」ではなく,「ユーザー」のための「ものづくり」という視点から,私たちの日々の暮らしの中にある製品やその製品をつくる技術に着目した話題を提供します.まず,グローバル視点での新しいものづくり体制,ライフスタイルが変化する中でのユーザー視点にたった製品の考え方を紹介します.次に,市場を見極めながら構築してきた付加価値を持つ製品の加工技術を紹介します.最後に,製品を開発し生産するときに,今まで考慮してきた視点について,また,これから考慮していこうとしている視点について,文具の分野から例に挙げて紹介します. |
プログラム: | 開会の辞 | ( 9:55~10:00) | 日本塑性加工学会 関西支部長 | 中村 良光君 |
午前の部 | (10:00~12:00) | 司 会 | 大同化学工業(株) 池田 修啓君 |
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午後の部 | (13:00~16:30) | 司 会 | 大阪大学 松本 良君 |
時 間 | 内 容 | 講 師 |
10:00~11:00 | 人基軸の経営と現地密着型ものづくりへの挑戦: 経営理念である人基軸の経営と自社に優位な競争戦略に持ち込むためのグローバルスタンダードの確立について,また日本主導の商品開発から現地主導のマーケティングから開発まで一気通貫で実行できる体制の構築事例について紹介する. | ダイキン工業(株) 原田 俊光君 |
11:00~12:00 | ユーザー視点での未来のキッチン: ライフスタイルの変化に伴い,料理をすることだけが目的であったキッチンが,コミュニケーションの場へと変化してきている.ユーザーの視点に立って現在求められているキッチン,そして,今後くらしに豊かさをもたらしてくれる未来のキッチンとそれらのものづくりについて紹介する. | (株)LIXIL 小川 裕也君 |
12:00~13:00 | 昼 食・休 憩 | |
13:00~13:40 | 変化する家電部品やガス器具等の金型加工技術: 50年にわたって世界から要求される超精密金型の技術を追求してきた.やむを得ず選別される日本の金型メーカーではなく,世界の金型市場で制するために行ってきた設計・開発陣の強化の取り組みを紹介する. | 大垣精工(株) 上田 勝弘君 |
13:40~14:20 | 品質とデザインにこだわった金属製家具の加工技術: 近年アジア各国から安価で良質な輸入家具が市場に浸透する中,国内生産で品質とデザインにこだわり,価格競争力と変種変量生産を支える加工技術への取組みを紹介する. | (株) BLM GROUP JAPAN 岩崎 基造君 |
14:20~15:00 | ステンレス製魔法瓶の将来像と加工技術: ステンレス製魔法瓶の製造工程と塑性加工との関係を説明する.また当社がイメージするあらゆるシーンでの使われ方や,世界中の人々が使うステンレス製魔法瓶の将来像について紹介する. | タイガー魔法瓶(株) 中井 啓司君 |
15:00~15:10 | 休 憩 | |
15:10~15:50 | 文具の商品開発に一貫した姿勢,「こころ」のある「色」: 「色」にこだわった「モノづくりの理念」を紹介し,そこから生み出される商品の生産技術の苦労話を紹介する.また,これからのモノづくり「新しい懐かしい」について紹介する. | (株)サクラクレパス 畑中 一孝君 |
15:50~16:30 | 文具の最終消費者からみた技術のポジション: 近年のネットB2Cビジネス,そして流通支配の活況により販売環境が激変する最中,その技術自体のあり方が問われている.画鋲・ゼムクリップを例にしてマーケットサイドから考えた「つくることを目的にするのではなく,つくったものが顧客の役に立つことを目的とする」概念を紹介する. | (株)ミツヤ 塚田 征司君 |
16:30~16:50 | 総 合 討 論 司 会 大阪産業大学 榎 真一君 |
定 員: | 80名(定員になり次第締切ります.) |
申込方法: | <お申込みの流れ> 1.本ページ右上の「参加申し込み」よりお申し込みください. 2.お申し込み後,確認メール(自動配信)をお送りしますので内容をご確認ください. 3.開催日の3週間前位より参加券・請求書類をお送りします. 4.お支払いについては,下記<各種締切>をご参照ください. <各種締切> ・web申込み:平成30年2月15日(締め切り後は当日受付にてお申し込みください.) ・キャンセル:平成30年2月15日 ・お支払い : 「当日払い」以外の方は,開催日前日までを目安にお支払いをお願いします. *お支払いが間に合わない場合は,参加券・請求書に同封する「支払通知」にてお知らせいただけますと幸いです. ※定員超過の場合は,締め切り日前に受付終了となることがございますので,ご了承ください. ※参加券・請求書類が5営業日前までに届かない場合は事務局へご連絡ください. ※確認メールが届かない場合は,事務局へお問い合わせください.なお,併せて下記をご参照いただき,設定等のご確認もお願いいたします. 『日本塑性加工学会からのメール受信(ドメイン設定)について』 ※キャンセルは電話では受け付けておりません.問い合わせフォーム(お問い合わせ種別:本部企画行事関係)より,キャンセルの旨と行事名,申込番号,参加者名をお知らせください. |
注 意: | 講演中の撮影・録音は禁止します.昼食は各自でお願いします. |
参加費: |
事前申込 (2月15日必着) |
2月16日~当日 | |
正会員・賛助会員・ 協賛学協会個人会員 |
8,000円 | 10,000円 |
学 生 | 4,000円 | 5,000円 |
一 般 | 12,000円 | 15,000円 |
・参加費にはいずれもテキスト代含みます.2月15日 (必着)までにお申込みください. |
・テキストのみは行事終了後残部があれば対応いたします. |