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新塑性加工技術シリーズ「8.接合・複合」

新塑性加工技術シリーズ「8.接合・複合」
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一般価格:6380円

説明

接合技術は,当初建造物や構築物を得るための技術でしたが,今では身の回りの製品から航空・宇宙産業の先端技術分野まで幅広く用いられ,付加価値の高い部品や製品を生む効率的な技術として認識されています.反面,あらゆるものに利用されるため,分野を問わず数えきれないほど多種多様な技術となっています.
本書では,レーザ溶接,FSW(摩擦撹拌接合)や拡散接合,AM(アディティブマニュファクチャリング)などの新しい接合技術についても平易な表現で紹介しながら,企画設計や加工といったものづくりに関わる際に活用できるよう,生産技術の観点からまとめられています.技術者はもとより,学生の方々にとっても,接合技術を身近なものとして捉え,ものづくりを行う際の接合技術の選択,あるいは新しい技術を生み出す際の気づきやヒントを与えるものとなるはずです.

<目次>
1.概要
2.変形・流動接合
3.構造締結と弾性締結
4.局部溶接
5.アーク溶接およびガス溶接などの融接法
6.ビーム溶接
7.ろう接
8.要素結合
9.接着
10.拡散接合
11.摩擦攪拌接合(FSW)
12.アディティブマニュファクチャリング
13.接合技術の変遷

新塑性加工技術シリーズ「9.鍛造」

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一般価格:7150円

説明

 鍛造分野ではこの約20年の間に,CAE技術,サーボプレス,環境対応型の潤滑剤が目覚ましい進歩を遂げました.今やCAE技術なしでは型設計や工程設計は考えらず,またプレス機械はコンピュータ制御と相性のよいサーボモータで駆動され,精度の向上に一役買っています.環境対応としては,冷間鍛造においてはリン酸塩皮膜のない潤滑剤が実用化され,熱間鍛造においては非黒鉛化も進んでいます.さらにこの間には,閉塞鍛造,分流法,温間鍛造などについても進歩があり,非調質鋼や非鉄金属の使用も増えてきました.本書ではこれらの進歩や動向も取り入れて解説しています.
 また,工程検討や型設計の段階において多くの力学的な用語が登場するため,本書ではそれらの章に入る前に鍛造の力学に関する章(第3章)を配置するという工夫もされています.
 本書は,これから鍛造に取り組む技術者にとっては道標となり,中堅の技術者にとってはより合理的な解決案や,より高精度で高機能な鍛造品を生み出す役に立つことでしょう.

<目次>
1.総 論
2.鍛造の技術・生産システム
3.鍛造の力学
4.鍛造品の設計および品質
5.素材材料の選択
6.鍛造工程の設計
7.ビレットの準備
8.潤 滑
9.型の設計・製作・保守
10.鍛造機械および周辺装置
11.後工程,後処理および検査
12.鍛造のコンピュータシミュレーション

新塑性加工技術シリーズ「10.粉末成形」

新塑性加工技術シリーズ「10.粉末成形」
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一般価格:4510円

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 粉末を原料とする素材や機械部品・製品の製造プロセスはこの約25年の間に,大きく変化しつつあります.粉末を原料とする製造プロセスは,原料粉の作製から粉末の混合,成形,焼結,後処理から成り立ちます.この製品の完成までの製造プロセスを制御することで,溶製材では実現することができない多様な特性を有する材料が得られ,さまざまな分野で用いられています.また最近の動向として,粉末を原料とする製造プロセスは省エネ化や製造の高効率化,次世代を担う新しい素材の創成への寄与が期待されています.特に粉末積層造形やポーラス金属のように,三次元複雑形状や構造を有する材料の製造プロセスとして注目されています.これらの実現のためには,シミュレーション技術の発展も欠かすことができません.
 そこで本書では,各種粉末成形法の原理と方法,実際の成形挙動から成形の特徴について解説をし,新しいホットプレスや粉末積層造形についても述べられています.セラミック粉末,硬質材料の作成と成形,さらに近年注目を集めている機能性材料についても解説しています.

<目次>
1.粉末成形プロセスの概説
2.各種成形法
3.各種粉末の成形特性
4.粉末成形の力学

新塑性加工技術シリーズ「11.矯正加工」

新塑性加工技術シリーズ「11.矯正加工」
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一般価格:4400円

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矯正加工は本来,ある程度の精度で矯正装置の設定をすれば,平坦度,反り,曲がり,機械的特性などが所定のスペックに収まるよう加工でした.しかしながら,近年では形状に対する要求の厳格化,矯正が困難な高強度材の増加,外観上は現れない内部残留応力の低減への要求など,矯正加工への要求は高まっています.
 矯正加工は,弾性と塑性の境界近くの現象が問題となり,また形状を修正するということで微小な塑性変形を正確に加える必要があり,他の塑性加工とはやや趣を異にしています.さらに,変形中の材料と工具の接触が限定的で,矯正加工中の材料はほとんど自由面での変形により塑性変形が進行するという特徴があります.本書では,これらの変形の特徴について各章で解説するとともに,上記の最近の要求に対する動向についても解説されています。

<目次>
1.序 論
2.プレス矯正
3.引張矯正
4.ローラーレベラー
5.テンションレベラー
6.棒線・管の矯正
7.テンションアニーリング
8.矯正と材料特性
9.矯正設備と作業

新塑性加工技術シリーズ「12.回転成形」

新塑性加工技術シリーズ「12.回転成形」
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一般価格:4730円

説明

 回転成形とは,回転している被加工材に工具を押し付け,局所的な塑性変形を繰り返すことで徐々に全体の製品形状を創成していく成形法です.回転成形は,通常の鍛造やプレス加工と比較して小荷重容量の機械で成形ができ,簡単形状の安価な工具を用いて多様な製品をフレキシブルに成形できるため,多品種少量生産に適しています.また,工具の運動のディジタル制御が可能であり,これからのディジタル生産システムに適していると言えます.さらに,加工荷重が小さく,潤滑が容易なため,高強度材や難加工材の成形にも適用できます.この典型的なインクリメンタルフォーミングである回転成形は,数値制御技術などを含む周辺技術の発展に伴って近年大きく進歩し,適用範囲は着実に広がりつつあります.
 これらの特質を生かして回転成形で高品質な製品を製造するためには,適正な成形加工条件(工具運動)の選定,材料変形や材料流れの適切な制御が不可欠です.本書は,そのために必要な各加工技術に特有な知識や回転成形の特性についての理解に大きな助けとなることでしょう.

<目次>
1.総 論
2.ねじ転造
3.歯車・スプライン転造
4.クロスローリング
5.リングローリング
6.スピニング
7.その他の回転成形

新塑性加工技術シリーズ「13.チューブフォーミング」

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一般価格:5720円

説明

チューブフォーミングとは,管を成形加工して製品に加工する総合的な技術のことを指し,古くから多用される管材とともに進化を続けてきました. 本書はこのチューブフォーミング技術を体系化して詳細に解説し,次世代の技術者の参考となることを目指した書籍です. 25年前の旧版の良さはそのままに,今回の新版では25年間のチューブフォーミングの発展を多く取り入れ,その中で新たに生み出されたハイドロフォーミングなどの新技術についても言及しています.また本書では,旧版では別書で解説されていた「形材の曲げ加工」についても関連技術として取り扱っています.
章構成を簡素化し,技術をより体系化,さらに熟練技術者の知識のアーカイブも盛り込んで生まれ変わった本書は,チューブフォーミングの各技術の知識の習得やその成り立ちの理解の大きな助けとなることでしょう.

<目次>
1.総 論
2.チューブフォーミング用材料
3.曲げ加工
4.ハイドロフォーミング
5.管端加工
6.スピニング,スエージング, 回転成形
7.切断,輪郭・穴あけ,バーリング
8.接 合
9.特徴的な加工事例

新塑性加工技術シリーズ「14.板材のプレス成形」

新塑性加工技術シリーズ「14.板材のプレス成形」
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一般価格:7480円

説明

本書は1994 年に刊行された『プレス絞り加工―工程設計と型設計―』(塑性加工技術シリーズ13)の基本思想を継承して,絞り加工の基礎から始まり,設計に至るまで,実際の技術内容をわかりやすく解説するため,工程設計と型設計に多くのページ数が割り当てられています。また,被加工材の性質,絞り加工の力学についても十分なページ数を割かれています。さらに今回は,国際標準化された材料試験法,各種軽量化材料,成形シミュレーション,ホットスタンピング,インクリメンタルフォーミング,最新の加工機械が新しく盛り込まれています。
また今回は,曲げと絞りを1冊にまとめることになり,曲げの力学解析や各種曲げ加工における材料の変形メカニズムに関する内容も大幅に組み入れられました。

<目次>
1. 曲げ・絞り加工の歴史と役割
2. 板材成形の基礎
3. 絞り成形
4. 曲げ成形
5. ホットスタンピング
6. インクリメンタルフォーミング
7. 絞り曲げ用成形機

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